スウェーデンのお土産でもらった、唐辛子入りのチョコレート！なんてクレイジーなチョコなんだ！そのチョコをもらった瞬間、「大根と合わせてケーキにしようと」と即決する私もクレイジーなBakerです。スパイスケーキミックスを使って、大根ケーキを作ります。

まずは大根の皮をざっくりカット。大きめの大根なら1/2本ほどの皮を使います。皮の厚みはこのくらいを目安に。厚く切りすぎると水分が多すぎちゃうのでご注意。

大根の皮は切ってから計量してください。あとはもう、簡単！フードプロセッサーで混ぜるだけ。

パウダーとチョコレート以外の材料を、全部一緒にガーっと混ぜます。

チョコレートは粗く刻んで。（油物の多いものをカットするときは紙パックをまな板の上に敷いてカットすれば、そのまま捨てれるし、洗い物も減って◉）

スパイスミックスパウダーは半分の145gを計量。刻んだチョコと、パウダーを先にざっとあえておきます。

フードプロセッサーの材料をボウルに流し込みます。ゴムベラでサクッと混ぜて。粉を入れてからは、スピーディーに作業しましょう！

生地の硬さの目安は、キャロットケーキくらい。ちょびっと緩めだったかな？大根の水分量は、個体差があるので、いい塩梅を探るのにちょっと慣れとコツがいる。あまりにも生地が緩いな、って時はパウダーを足すか、小麦粉を少量づつ足してください。

180度45分、こんがりいい感じに焼き上がりました。スパイスの香りむんむんです。ちなみにこのスパイスパウダーミックスは全粒粉をベースにしているので、薄力粉に比べると膨らみはすこーし、弱めです。

しっかりと粗熱が取れてから、ケーキカット。温かいうちにカットしちゃうと崩れてしまうので注意です。

全粒粉の力強さ×スパイス×大根の辛味×唐辛子の辛味×チョコ。複雑すぎる！？

つまみ食い。なんとも不思議な一体感、おいしい。気になるトウガラシ味のチョコの辛味も、ケーキ全体に馴染んでいる。（チョコだけで食べると、結構辛くてクセが強かった）大成功だ〜！

大根の「皮」でケーキが出来るなんて、誰も信じてくれないかな〜？と思いつつも、レシピを起こしてみたこのレシピ。自分でさえ、何度焼いても、「本当に大根？」とびっくり。

野菜を使わないケーキにはない、もっちり感とふんわり感。オイルが少なくてもパサつかないのは野菜のマジカルパワーのおかげ。ベジケーキは、やっぱりすごいな。

プレーンの大根ケーキ、大根マフィンのレシピは書籍にも載せています。美味しく焼けたとのご報告がチラホラ届き、ひと安心です。

念の為、大根は実ではなく皮を使ってくださいね。余った大根の実を使った、おまけのレシピをひとつ。（普通は逆だね）大根は縦半分に切って握りやすいサイズに。しりしりで千切りにします。

千切り大根は、万能選手。お刺身のツマにもなるし、鍋や汁物に入れても、いい。しりしりするもが楽しくて、とりあえず、しりしり。しりしりしてから何を作るか考えることもしばしば。今日は、お酢と合わせましょう。

お酢、無農薬みかんの陳皮、塩麹とあえて。大根なますの出来上がり。あ、塩麹もお友達からのいただきもの。みんなの優しさ、ごちそうさま。大根も、余すことなくごちそうさま。さあ、大根を食べて残りの冬を乗り切ろう！urara