デーツとココナッツオイルでしっとり。レンコンの米粉ブラウニー。
そろそろやってくるバレンタイン、何はともあれ、今年もチョコレート気分に踊らされたい。ミーハーな食いしん坊なので、2月が近づくと無性にブラウニーが食べたくなります。でもパサついたブラウニーほど悲しいものはない、ブラウニーはしっとりに限るよね!
だけどオイルやバターを大量に食べるのはギルティ・・・どうにかヘルシーにしっとりブラウニーを焼けないものか?と思い悩み、思い出しました。
レンコンの存在!
少し前にハマっていたレンコンケーキをバレンタインバーションにアレンジします。レンコン独特のむっちり感は、きっとブラウニーにピッタリ。
直感に従って、早速レンコンを皮ごとカット。適当な大きさにカットしたら、今日はジューサーの力を借りちゃいます。レンコン、卵、カカオ、ココナッツオイル、デーツシロップを入れて、よーく攪拌。
(冬場はココナッツオイルが固まってしまうので湯煎で液状にしてから使います)
フードプロセッサーでもよいけれど、より細かく、できる限りレンコンの水分を滲み出したいので、今日はミキサーに頼りました。(ミキサーがなければ、レンコンをすり下ろして、泡立て器で全部を混ぜてもOK。腕筋トレにも◉)
粉は米粉をセレクト。シナモンと重曹を入れ、粉類はあらかじめ軽く混ぜておきます。そこに先ほどのミキサーの中身を流し込んで
2色のコントラスト。すでに、美味しそう!
米粉は、ぐるぐるたくさん混ぜても大丈夫。(小麦粉は混ぜすぎるとグルテンが発生して膨らみにくくなるのでご注意)このくらいのモッタりした生地感を目指します。
パウンド型に入れて、あとは焼くだけ。ゴールドのパウンド型に、チョコレート色がリッチ。やっぱりこのパウンド型って最高に可愛い。
170度で45分。いつもよりも低温で、しっとりと焼きました。程よく膨らみ、完成です。いざ、カット!
お!美人!エッジもキリっと良く焼けている。
お!いい感じ。フォークを刺す瞬間、口に運ぶ3秒前からすでに美味しい。
一口食べて、びっくり。これはすごい!レンコンケーキも感動したけれど、レンコンブラウニーはさらに、感動です。
何も知らずにこのケーキを食べてレンコンとわかる人は一体何人いるでしょう?いろんな人をびっくりさせたくなる美味しさです。
オイルをココナッツオイルにしたことがきっと大正解。冷やしてから食べるとカカオバターのような程よい固形感が出て、口溶けなめらか。そして米粉もポイント、米粉の粒子の細かさが、その他の素材と一体化している感じ。
実は、先日、とある高校生の子が、私のレシピを見て、米粉でレンコンケーキを焼き美味しくできたとのご報告をいただいたのです。なんて嬉しいこと!高校生が焼いてくれるなんて。日本の未来は明るいな。とってもキラキラと、前向きな気分になって、さっそく私も米粉レンコンケーキを焼きたくなったのです。
そんなやり取りが嬉しいこの頃。キャロットケーキのレシピ本もじわじわと皆さんのお手元に届き始める頃でしょうか?私もレンコンケーキを焼きながら、キャロットケーキだって3日連続で焼いています!
よく、「本当にまいにちキャロットケーキを食べてるのですか?」と聞かれますが、本当に食べています。そして、何かしらの野菜ケーキを焼いています。3日に1度以上の頻度で。自分でも「よく飽きないな」と感心するほど、飽きることは一向になく・・・
どうしてこんなにも飽きないのだろう?と考えて、答えが出ました。それは、旬の野菜からアイディアをもらっているから。移りゆく旬の素材を見つめ、季節の移ろいに寄り添う。すると、台所仕事に飽きることも、疲れることもない。とにかく毎日が楽しくて、おいしい。
なんて、ちょっと偉そうに書き並べてみたら、料理好きに通じる月並みのことだった。しかし、ここでおかずではなくケーキにしちゃうのが、変人&甘党の私。変なレシピって思われないかな・・・なんて不安がゼロなわけではないけれど。ここは自信を持っていこう!うん、すっごく、美味しいよ!レンコンブラウニー!urara
レンコンと米粉のブラウニー
材料(18cmパウンド型1台)ボウルA米粉 140g重曹 小さじ1/2シナモンパウダー 小さじ2材料Bレンコン 300gたまご 2つココナッツオイル 50gデーツシロップ 75gカカオパウダー 35g天然塩 3g下準備:オーブンは170度に温めておく。型にクッキングシートを敷く。作り方1 ボウルAで米粉と重曹、シナモンを混ぜ合わせておく。3 レンコンは一口大にカットしてから、ボウルBの材料を全て一緒にミキサーで撹拌する。4 BをAのボウルに流し込み、ゴムべらで混ぜ合わせる。6 型に生地を流し込み、オーブンで170度45分ほど焼き、真ん中に竹串をさして生地がつかなければOK。7 型ごと網の上で冷ます。粗熱が取れてから食べやすいサイズに切り分ける。 |