濃密ヨーグルトのグルテンフリーパンケーキのレシピ
今年出会った、愛すべきギルトフリー素材、ゴートミルクのギリシャヨーグルト。
ゴートって何だっけ?
「ゴート=ヤギ」なのです。牛ではなく、ヤギのミルク。そんな珍しいミルクから作ったギリシャヨーグルト。
ヤギミルク、と聞くと「匂いがきつそう?」とはじめはちょっぴり警戒。でも、匂いは思いのほか爽やか、グラスフェッドの牧草を感じる香り。クセはあるけれど、このクセの強さがレシピの幅を広げてくれそうな予感。ヨーグルトの味をダイレクトに味わうために、シンプルなパンケーキを焼こう!
まずは卵をとき、ヨーグルトをくわえ、泡立て器でよく混ぜます。
お好みの粉、重曹を加えてさらに混ぜて。ミルクの白を引き立てる、真っ白な米粉をセレクト。グルテンフリーでギフトフリーに。
生地ができたらあとはフライパンで焼くだけ。
私は鉄のフライパンを愛用しているので、テフロンで焼くようなフラットなキツネ色にするのはちょっと難しいけど、やっぱり鉄のフライパンが好き。
両面が焼けました。小さめのミニサイズを重ねたら、ヨーグルトをトッピング。
メープルシロップをたらり。パンケーキのビジュアルがくれる、平和でハッピーなパワー!とびきりヘルシーで、とびきりギルトフリー、そのうえ、アニマルウェルフェアなクリーム!
生地はもっちり、ヨーグルトはもったりと。うっすらと爽やかな牧草の香りを感じる、風味豊かな味わいに、数ヶ月前に訪れた、牧場の景色を思い出します。
広大な牧場の自然の中、牧場の草を食べ、のびのびと暮らすヤギたち。このヤギたちのミルクから作られたギリシャヨーグルトなのです。
まるでおとぎ話のような景色。でも、実は、動物がしあわせに暮らせる環境を整え、乳業を営むことは、とても大変なことなのだそう。それゆえに牧場でつくられるヤギのヨーグルトは、一般的な牛乳に比べ、希少で高価なものになってしまう。
牧場の中で、ヤギに囲まれながら、「このニッチなおいしさを、もっと広めたいな」と火がつきました。このおいしさを広めることが、食と未来をポジティブにする選択肢のひとつになれるかもしれない。ささやかだけれど。
そんな牧場との出会いから始まった、RomanticFoodies第1弾のフードメニューが、ついに、お披露目ができそうです。おいしさと一緒に、アツい思いを密かにを詰め込んで。新しいことにワクワクとドキドキでいっぱいですが、どうぞ、お楽しみに。urara
グリークヨーグルトの米粉パンケーキ
材料(1人分/4~5cmのミニサイズ4枚)ギリシャヨーグルト 75g米粉 50cg卵 1個米油 適量重曹orベーキングパウダー 小さじ1/2トッピング:ギリシャヨーグルト お好みでメープルシロップ お好みで作り方1.ボールに卵をとき、ヨーグルトを加えてよく泡立て器で混ぜる。2. 1に米粉とふくらし粉(重曹かベーキングパウダー)を加え、さらに混ぜる。3.フライパンに油を薄く引いて、温める。温まったら一度濡れ布巾の上でフライパンを冷まし、また火をかけ弱火で温める。4.フライパンの上に、スプーンかおたまで生地を落とし、2分ほど弱火で焼く。フツフツと表面に穴が空いたらひっくり返しもう2分ほど焼く。5.お皿に盛り付け、トッピング用のヨーグルトを乗せ、お好みでシロップや蜂蜜といただく。あたたかいうちに焼き立てで召し上がれ。 |