アールグレイ香る、アップルティーマフィンのレシピ。
真っ赤な色に引き寄せられて手に取った「紅玉」。
りんごの中でも一際赤みの強い「紅玉」は、酸味の強さが特徴。ベイクすることで酸味が甘みに変化して、美味しいバランスになる、焼き菓子づくりにぴったりの品種。
まずはりんごをカットしたら、皮ごとしりしり。皮にも栄養がたっぷり。
(農薬が気になる場合は重曹やホタテパウダーで洗うのもおすすめ。)
普通のりんごをしりしりすると、水分が出過ぎてべちゃっとしてしまうのであまりオススメしないのですが、紅玉は、いい感じにしりしりできるのです。スライスするときは、なるべくストロークを長く!りんごから水分が滲み出ないように気をつけて。
しりしりのポイントをもう一つ。小さくなった野菜をスライスすると怪我をする恐れがあるので、ある程度の大きさになったらストップ。あきらめも肝心。
(まな板の上のりんごのカケラをぜひつまみ食い。焼く前の酸味たっぷりの味を味見。)
りんごがカットできたら、粉を用意します。今日は米粉にひよこ豆パウダーをミックス。ひよこ豆パウダーにはプロテインも含まれているので、栄養価もアップ。100%ひよこ豆パウダーにするとどうしてもモサっとした質感になるので、米粉とブレンド。
そして、今日のフレーバーの決め手、アールグレイの茶葉をたっぷり入れます。重曹も忘れずに入れたら、よく混ぜ合わせて。
粉の準備ができたら、別の大きめのボウルを用意。卵、きび砂糖、オイル、お塩を入れてよく混ぜます。
そのボウルに、りんごを加えたらゴムベラでさっくり合わせて。ここでもりんごが潰れないように注意。
さらに、粉も加えてさっくり混ぜます。ボウルの底から生地を持ち上げるように。
マフィン型にこんもり盛り付けて。いつも、盛り付けながら、「こんなにたくさんの生地入らないんじゃないかな〜?」と自分でも不安になるけれども、、、案外いけるのです。6つ型の型で小さく焼くよりも、3つのビックサイズを焼くのがやっぱり好き。
(小さめに焼く場合は、加熱時間を短く調整してくださいね)
温めておいたオーブンで、180度で35分焼きましょう。
じゃん!今日も可愛く膨らんだ。オーブンが作る、予測不能な焼き菓子のふくらみ、何度焼いてもオーブンを開ける瞬間はワクワクできる。
ぱかんと割った断面に見える、たっぷりのりんご。紅茶の香りでアロマリラックス。りんごの酸味がうそのように甘くなっている、おいしい!
よく冷めたらみつろうラップに包んで。
焼き菓子が描く、有機的な曲線に、直線のギンガムチェックがよく似合う。やっぱり、焼き菓子にはギンガムチェック。マフィンをエコにかわいく包みたくて、Romantic Foodiesで開発していたみつろうラップが、やっと完成しました。
マフィンを包んだら、温かい紅茶を持って、野原へピクニックに出かけたい。絵本の中にしかないような野原へ、カゴをぶら下げて。そんな妄想メルヘン気分が高まる秋。冬が来る前の、残りわずかな秋を味わおう。urara
しりしりアップルティーマフィンのレシピ
材料(ビックサイズマフィン型3つぶん)ボールA米粉(全粒粉や中力粉もおすすめ) 100gひよこ豆粉 40g重曹 小さじ1/2アールグレイ茶葉 ティーバッグ2袋ボールB紅玉 250g(約1コ)たまご 2つ米油 50gきび砂糖 50g天然塩 3g作り方下準備:オーブンは180度に温めておく。マフィン型にクッキングシートを敷いておく。1 ボールAで粉と重曹と茶葉を混ぜておく。2 りんごを洗い、8等分にカットし、芯を取ってからしりしり器で細切りにする。3 ボールBのりんご以外の材料をすべて泡だて器で混ぜ合わせる。りんごを加え、ゴムベラに持ち替えてよく混ぜる。4 3にAの粉を2回にわけて入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜる。5 マフィン型にスプーンで生地を盛り付ける。6 オーブンで180度35分ほど焼き、真ん中に竹串をさして生地がつかなければOK。7 荒熱がとれてから型から外し、冷ます。 |