発酵にんじん餡

発酵にんじん餡

材料ふたつ。にんじんと米麹を発酵させて、あんこみたいに甘い、にんじん餡。

すべてのにんじん好きに送りたい、とってもおいしいにんじん餡ができました。

にんじん餡、といえども餡子は入っていません。材料はにんじんと米麹のたった2つ。米麹の魔法を使えば、お砂糖を使わずに、ジャムのように甘い「発酵にんじん餡」が作れます!しかも炊飯器任せで、とってもカンタン。

※使う麹は、乾燥麹でも生麹でもOK。私は乾燥麹でつくりました。野菜や麹の水分量を見ながら、加える水の量は調整してください。

発酵にんじん餡のレシピ

 材料(作りやすい量)

にんじん 300g(2〜3本)

米麹 100g(にんじんの1/3)

水 1カップ(200ml)※にんじんが2/3浸るくらいの量の水

塩 3g(小さじ1/2)

 

作り方:

  1. にんじんは皮ごと包丁で一口大に切る。
  2. 炊飯器ににんじん、水、塩を入れ、早炊きモードで炊飯する。
  3. にんじんが柔らかく炊き上がったら、炊飯器のスイッチを切り、蓋をあける。内釜の温度が60度まで下がるまで少し待つ。
  4. 3に乾燥麹を手でほぐしながら入れ、木べらでにんじんをつぶしながらよく混ぜる。
  5. 内釜の上に塗れ布巾をかぶせ、保温スイッチを押し、炊飯器の蓋をあけたまま8時間ほど発酵させる。(途中で清潔なスプーンで何度かかき混ぜる)
  6. 発酵したら、フードプロセッサーやブレンダーにかけ、なめらかにする。

清潔な容器に移し、冷蔵庫で4〜5日ほど保存OK。

発酵にんじん餡のおいしい食べ方

以前ご紹介してたくさんの方に作っていただいた、「発酵にんじん」は、生のままのにんじんを使った調理法でしたが、今回はにんじんに火を通してから発酵する調理法。なので、より甘みが強い味わいに仕上がります。あんこに負けないほどの甘みを生かして、おすすめの食べ方をいくつか。

発酵にんじん餡✖️オーバーナイトーツ

キャロットケーキを焼く時間がなくても、これさえ食べれば大満足!なおいしさで私が最近ハマっている、キャロケ味のオーバーナイトオーツ。

作り方はカンタン。オートミール(ロールドオーツがおすすめ)を豆乳にひたし、冷蔵庫で一晩おきます。オートミールが豆乳を吸って、ふっくらと柔らかく。そこに発酵にんじん餡、くるみ、ナッツ、シナモンをふりかけていただきます。

ちなみに、ちょっと悩むのがオートミール選び。私のおすすめはトラディショナルロールドオーツ、噛みごたえがあり満足します。

(細かい粒のクイックオーツやインスタントオーツは、粘りが強く、柔らかな食感になります。

発酵にんじん餡大福 

「発酵にんじん餡」と名付けたからには、やっぱり、あんこらしく食べたい!思い切って大福にしちゃいました。作りながら、さすがにこれは美味しくなるかな〜と半信半疑で食べてみたところ・・・。

おいしい!

モチモチの大福にしっとり包まれた「発酵にんじん餡」。お餅との相性バツグン!「発酵にんじん餡」と名づけるか、「発酵にんじんジャム」と名付けるか、ちょっと迷いはあったけれど、これは自信をもって「餡」と名付けられるぞ!と思えるおいしさでした。

大好きな大福を、お砂糖ナシで、おいしくでつくれた。嬉しい!

調子に乗ってイチゴ大福も作りました。

研究中の発酵白餡でつつんだイチゴ大福。

イチゴが小さくてちょっと見た目がイマイチですが、味はバッチリ。

大福の作り方は少しコツがいるので、また研究を深めてレシピを起こします。塩豆大福を自分で美味しく作れるようになったら、最高な春がやってくる気がする。そんな、大福研究の予感にときめく、春のはじまり。(気が変わるかも)urara

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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