春がきた!桜が咲く前に、桜を食べたい!
レシピ本に載せた、桜のキャロットマフィン。書籍では、手軽な市販の白餡をおすすめしたけれど、やっぱり手作りがおいしい。今日は、甘さを抑えた手作りの白餡のレシピを。
まずは材料をゲット。行きつけのオーケーストアで見つけた「大福豆」。(普通のスーパーではなかなか見つからないかも。オーケーはやっぱり乾物に強い)
ちなみに、インゲン豆には「手亡豆」「白花豆」「白金時豆」など色々な種類があり、作るときにいつもちょっと悩むけれど、どの豆でも白餡は作れるそう。北米産の白いんげんまめもオーガニック系のスーパーではよく見かけるな。
小豆の茹で方との大きな違いは、しっかりと豆を水に浸けること。
洗った豆を、水に浸けたら6〜8時間。
ちなみに、購入したお豆の袋の裏面の注意書きのよると、1日以上戻すと豆が逆に固くなるとのこと。しかし!私は冷蔵庫で24時間以上、戻してしまいました!不良でごめんなさい。
(結果は固くならず大丈夫でだったけど、冷蔵庫ではなく常温に放置していたら失敗していたかも?)
しっかりと豆が水を含んだら、皮を剥きます。
5歳でも簡単に剥けます。
つるん。楽しい!気持ちいい!
大福豆の抜け殻。天使の羽みたい。
皮を剥いたら、鍋に豆とたっぷりの水を入れて、まずは沸騰。
沸騰したら、お湯を半分捨て、アクを抜き、
鍋にお水を足して、沸騰したら、弱火でコトコト。
たまに差し水を加えて、お湯の量はちょうど豆が隠れるくらいを目安に。コトコト、何分茹でたかな?20〜30分くらい茹でたでしょうか?豆の煮る時間って、レシピにも書いてなくて、「豆が柔らかくなるまで」との表記が多い。きっと、気温や使う鍋や、豆の収穫時期でも茹で時間は変わるのかな。とにかく、焦らず豆を見つながら、豆が柔らかくなるのを待ちます。
そろそろかな?と思ったら、指で豆を潰してチェック。(火傷に注意)
豆が柔らかくなったのを確認したら、ここで甘みを加えます。私は細かくて溶けやすいタイプのてんさい糖をセレクト。いつもはきび砂糖派だけれど、白餡なので、やっぱり白く仕上げたい。
お砂糖はだいぶ控えめなので、お塩も少々。
味付けをしたら、弱火で、水気を飛ばしていきます。木ベラで鍋底をかき回して、焦げないように注意。
このくらいの水っぽさになったら、ストップ。
粗熱をとって、フードプロセッサーで、よく攪拌したら、
なめらか〜!ふたたび餡を鍋に戻し、水気を飛ばします。
鍋底が見えたら、いい感じ。
もったり。冷めるともう少し固くなるのでこの辺でストップ。
粗熱が取れてから、耐熱保存容器に移して、完成!お砂糖が少なめなので、お店で見るようなテリっとした感じはないけれど、素朴でやさしい白餡が完成です。
キャロットケーキにトッピング。しっとりホクホク。キャロットケーキには黒いあんこよりも、白いあんこが合う。白あんの控えめな香りが、人参の香りを引き立てる、意外なマリアージュ。
桜の魔法を振りかけたら、桜のキャロトケーキの完成。マフィンのレシピは書籍よりどうぞ。
ちなみに桜は、富澤商店のフリーズドライパウダーのもの。梅酢と塩と桜飲み、無添加で安心。
ほんのりと桜が香り、程よい塩気がマフィンの甘さを引き立てる。春の贅沢マフィンです。
可愛いピンクのマフィンを持って、ピクニックに出かけたい。桜餅のToteBagと一緒に。この春はたくさんマフィンを焼いて、いろんな場所に出かけよう。能天気に過ごしたい、春だもの。この週末は暖かくなるかな?残った白餡はどうやって食べよう?イチゴもある、お餅もまだ残ってる・・・urara
大福豆の白餡のレシピ
材料大福豆 150gてんさい糖 50g塩 ひとつまみ
作り方1 豆は軽く洗い、ボウルの中で6〜8時間以上浸水させる2 豆の薄皮を剥く3 鍋に豆とたっぷりの水を入れ、沸騰したらお湯を半分捨ててアク抜きをする4 再び沸騰してから弱火で豆が柔らかくなるまで煮る5 豆が柔らかくなったら砂糖、塩を加える6 鍋の中の水気が少なくなったら、豆と煮汁をフードプロセッサーで撹拌する7 再び鍋に戻し、弱火で水気を飛ばし、木ベラで練り上げる8 よく冷ましたら完成 |