夏野菜の発酵カレー

夏野菜の発酵カレー

火を使わずに発酵でおいしく。プラントベースでもコクうま、真夏のスパイスカレー。

暑すぎる!しかしどんなに暑くてもお腹は空く!そんな初夏の7月は、毎年私がいちばんスパイスカレーを作る季節。昔食べたネパールカレーに思いを馳せたり、まだ食べたことのないスリランカカレーに憧れを抱きながら、エスニックな異国を思い、作る自己流レシピ。

今年はなんと!火を使わずに食べる新しいレシピができました!しかもノンオイル!プラントベース!これはぜひ全人類に味見をしていただきたい。肉や油がなくたってカレーは美味しくなれるのだ。

夏野菜の発酵カレーのレシピ

  材料(約8~10皿分)

  • 米麹 200g
  • 玉ねぎ 2コ
  • りんご 1/ 2コ
  • にんにく 2〜4かけ
  • 生姜 大さじ1/2
  • トマト 3〜4コ
  • ナス 3〜4本
  • ココナッツミルク 100cc
  • 豆乳100cc
  • ガラムマサラ 大さじ2
  • タマリンドペースト(なければ果実のジャム) 大さじ1
  • 味噌 大さじ2
  • 塩 小さじ1〜2

 

タマリンドはエスニックに欠かせない、タマリンドとペースト。酸味が強く、フルーティーなコクがあってこれを入れるだけで一気に本格的な味わいに!

カルディなどでも見かけます。なければ冷蔵庫に残っているマーマレードジャムだったり、スーパーで買えるマンゴーチャツネなどでもOK。梅干しをひとかけ入れても酸味がプラスさせれていいかも。何入れても大体OK!な冒険家マインドで行きます。

カレー粉(ガラムマサラ)は、油脂や塩などの入っていない、スパイスだけのものを選びましょう。

ガラムマサラはカルディや、インド食材店で購入します。

下準備

  • りんご、玉ねぎ、にんにく、しょうがはすりおろす
  • トマト、ナスは1~2cmほどの大きさに切る(トマトの汁もとっておく)

作り方

①保存袋の中に材料を全部いれて揉み込む。

全部いっぺんに入れても良いのですが、一応この順番で揉み込むと、混ぜやすいです。まずはすりおろした野菜、ガラムマサラ、味噌を入れて、

次にトマト、ナス、米麹。(トマトは汁ごと入れる)

ナスはもう少し小さく切ってキーマ風にするのもオススメです。

最後にココナッツミルクと豆乳の水分を入れて、混ぜます。モミモミしすぎると袋が破れる恐れがあるので、ヘラやスプーンで混ぜます。

ワンポイント
★さっぱり和風に仕上げるなら豆乳のみでもOK
★こってりスリランカ風に仕上げるならココナッツミルクのみでもOK 

 

②60度で8時間以上発酵させる。 

ヨーグルトメーカーや炊飯器の保温機能で、8時間発酵させます。

たとえば朝イチに仕込めば、帰宅時にはおいしいカレーができるのです!8時間よりも長く発酵しても多少は大丈夫です。

③完成!60度の出来立てを召し上がれ。

 

 別名、60度カレーとも呼んでいるこのカレー。出来立ての「60度」の絶妙なアツさで食べるのもおいしい。

麹のまろやかさが、素材を一体化させ、奥行きのある味わい。まろやかで野菜の旨みが濃厚!おいしい!

たっぷり野菜といっしょに。

カレーにも野菜は入ってるけど、トッピングにも野菜を入れたい。野菜はいつだってマシマシで!

パクチ-、ミョウガ、パプリカ、小松菜を千切りに。

平飼いのゆで卵と、初夏に仕込んだらっきょうを添えて、完成!

お米はやっぱり、バスマティライス!

こどもも大好き。マイルドなおいしさ。

りんごの甘味で、まろやかに仕上がりました。カレー粉が辛くなければこどもでも食べやすいかな?と思います。(カレー粉の種類によって仕上がりの辛さは異なります)ちなみにりんごはナシでもOK。玉ねぎとトマト、ニンニク、ショウガはマストですがそのほかの野菜のアレンジはご自由にどうぞ!

冷蔵庫で5〜7日1、冷凍なら1ヶ月ほど保存OK。

冷蔵庫のなかでもゆるやかに発酵は進みます。少しずつ熟成する味わいも楽しみながら、1週間カレーアレンジを楽しみませんか?(酸味が出てる前に食べ切りましょう)

忙しい日にも、10分で絶品フィッシュカレー!

ブリと舞茸のカレーも、たった10分で完成!少なめの水に発酵カレーペーストをとき、ブリの切り身を入れます。軽く塩をふって、上からさらにもう一度発酵カレーペーストをのせ、

舞茸をちぎってのせます。フタをするように。

強めの中火で、10分ほど煮込めば、絶品カレーのできあがり。魚はブリのような切り身はもちろん、お買い得なアラなどもおすすめ。

 

骨付き肉を煮込んで、チキンカレーも。

チキンカレーもあっとうまに!これは手羽を発酵カレーペーストを炊飯器に入れて、炊飯ボタン 0N。保温時間にほろほろに柔らかく仕上がります。

 魚、肉、掛け合わせ次第でアレンジは無限大。ノンオイルだから食べ心地も軽く、胃がもたれないのがいいところ。

スパイスカレーとスパイシーなキャロケで、夏の楽しいランチ。

 

キャロットケーキもおいしく焼けて、好物だらけの幸せな食卓だ。

と、発酵和製カレーのおいしさに満足しつつ、本場のカレーの味もやっぱり知りたい。東京のスパイスカレーじゃ満たされないのだ。思い立って、この夏、インドへのチケットをとってみた。旅に出るときはいつも軽率に。どこの国行くにもロケハン気分で旅に出るのがurara流。キャロットケーキとスパイスカレーが食べられたら100点!タージマハルに行けなくても全然いい!とはいえ、体力を万全に整えて、免疫力高めるぞ。urara

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