かぼちゃのホットビスケット

かぼちゃのホットビスケット

かぼちゃに心おどる季節、シナモン香るホットビスケットを焼こう。

今年もやっぱり、ハロウィンムードに踊らされている。正直、ハロウィン自体に特別ワクワクしたりはしない。それでも毎年、スタバのパンプキンスパイスラテの看板を目にすると、かぼちゃスイッチは自然とONになってしまう。

そんな、元祖いもくりかぼちゃ人間の私。これまでも、かぼちゃのキャロットケーキ、マフィン、スコーンやサラダ、いろいろとレシピを紹介してきました。そして、今年は「ホットビスケット」な気分。「地味うま」な気分でかぼちゃを味わいましょう。

(きっかけのHudson Market Bakersのパンプキンビスケットについてのおしゃべりはinstagramの投稿で)
外側さっくり、中はふわっとしっとり。
かぼちゃの甘みをいかした絶妙な「甘しょっぱ」。

おやつや朝ごはんにぴったりのレシピができました!

しっとり、ホクホク。ぜひ、焼き立てでどうぞ。

オーブンで焼くのはたった20分、週末の朝ごはんにもおすすめ。キッチンが甘いシナモンの香りに包まれて、幸せもいっぱいに広がります。焼き立ての温かいうちに召し上がれ!

シナモンを秋冬仕立てに衣替えした、グルテンフリーミックスを使って。


2025年秋。グルテンフリーミックスのシナモンを秋冬仕立てにリニューアルしました。この季節にぴったり、こっくりと甘い香りのシナモンを、ぜひ味わってみてくださいね。

材料はたったこれだけ。プラントベース&グルテンフリーのかんたんレシピ。

  • グルテンフリーミックス 150g
  • 蒸した かぼちゃ 150g
  • 豆乳ヨーグルト 70g+適量
  • 植物油 50g
  • てんさい糖 50g
  • 塩 ひとつまみ

バター、乳製品、小麦粉は使わずに、プラントベース&グルテンフリー。からだにやさしい材料ばかり。

型も使わずにできちゃいます。とってもかんたんなので、お菓子づくり初心者さんにもおすすめです。


 下準備
型にオーブンシートを敷く
オーブンを180度に予熱する


かぼちゃのホットビスケットのレシピ

①かぼちゃは柔らかくなるまで蒸し、皮ごとつぶす。

柔らかく蒸したかぼちゃをボウルに入れて、皮ごとマッシュします。(我が家はレンジがないのでせいろで蒸しました。)

②豆乳ヨーグルト、植物油、てんさい糖、塩を混ぜる。

①に、グルテンフリーミックス以外の材料をすべて入れ、スパチュラスプーンで混ぜます。私は今回、オリーブオイルを使いました。

③グルテンフリーミックスを入れて、さらにぐるぐる混ぜる。

②にグルテンフリーミックス1袋(150g)を入れて、ぐるぐると混ぜます。
ここで生地が硬すぎるようなら、豆乳ヨーグルトを少しずつ(大さじ1ずつ)追加します。
豆乳ヨーグルトを入れすぎると生地が柔らかくなりすぎて、まとまらなくなってしまうのでご注意!

目指す質感はこのくらい。

スプーンからギリギリ垂れるか、垂れないか。ジェラートのようなもったりした感じが目安。

かぼちゃの水分量には個体差があるので、その都度見極めて、生地感を微調整します。

 

④スプーンで生地をすくい、天板の上にのせる。

スパチュラスプーンを2本使い、天板に生地をのせます。 (スプーンに生地がくっつきやすいので、2本のスプーンを使うと便利です)4〜6等分を目安に好みの大きさで成形します。

★成形のコツ

「ぽとりと、自然のままに」:スプーンに生地をのせ、ぽとりと天板の上に生地を落とします。サイズは手のひらくらいのサイズが目安。生地に高さを出すために、もう一度上から重ねるように、生地をぽとり。生地にベタベタ触りすぎるず、自然な自然なフォルムを目指します。重力のままに・

⑤180度のオーブンで20分ほど焼く。

焼き上がり。ふっくらとまあるく焼き上がりました!グルテンフリーミックスのおかげでふっくら!まるでメロンパンのように大きめのホットビスケットが完成。

ちなみに、私は生地を4等分にしました。満足感たっぷり、大きめな焼き上がりです。この大きさだと、焼き時間20分でいい感じ。もう少し小さく焼く場合は、2分ほど焼き時間を短く。そんな感じで、焼き時間はサイズ感とご自宅のオーブンに合わせて調整してくださいね。オーブンに上段、下段がある場合は上段を使って、こんがりと焼き色をつけましょう。

外側サクッ!

中はふんわり!グルテンフリーミックス、やっぱり、いい仕事、するなぁ。(自画自賛)

ナッツバターをトッピングしてリッチな味わい。最近のお気に入りはカシューナッツバター。ノンシュガーでもこっくり甘くておいしい。プラントベースでも、人類は幸せになれる!

⑥お好みでコーヒーアイシングをトッピングして。

甘党さんにはコーヒーアイシングもおすすめ。

  • インスタントコーヒー 大さじ1/2~1
  • 粉糖 大さじ2〜3
  • ココナッツミルクパウダー 大さじ1/2~1
  • 熱湯 大さじ1/2

上記の材料を小さなボウルで練り混ぜて、ホットビスケットの上にたらり。

ビターな甘みとかぼちゃの甘み、相性ばっちり。アツアツのブラックコーヒーと一緒に食べたいおいしさです。

⭐︎保存について

粗熱が取れたらなるべく早くジップ付き保存袋に入れて急速冷凍。食べる3時間前に冷凍庫から取り出し自然解凍すればおいしく食べれます。

スイートなパジャマでキッチンに立とう。

さいごにもうひとつ、ご報告です。ずっとこんなパジャマが欲しかった。夢のパジャマができました。

私自身がずっと欲しかった、作りたかった、このパジャマ。この上なくラブリーな花柄に、うっとりすべすべの着心地です。

パジャマで、ドリーミーな気持ちでお菓子を焼きたいな。そう思って描いたこのイラストから、本作りは始まったのでした。

ピンクの本に、花柄のパジャマ。本を開けばいつだって甘いおやつの世界へ。夢見るRomantic Foodiesな世界への入り口がまたひとつ、増えました。Welcome!

Happy Halloween! 甘くておいしい10月を。

あっという間にハロウィン。ハロウィンが終わればクリスマスムードが始まってしまう?いやいや、まだこの秋を楽しもう。かぼちゃのプリンや、ポタージュもプラントベースでおいしくしたくて、繰り返し作る日々。そんな小さな研究とともに、秋は深まる。今だけの旬を惜しみ、味わって。過ぎゆく季節にせつなさを抱きながら。(栗が終わってしまう)金木犀も咲きましたね。ああ、せつない。冬が来る前に、もう一回、栗ご飯食べられるかな。urara