ミョウガとひじきの野菜寿司

ミョウガとひじきの野菜寿司

忙しい平日こそお寿司!たっぷりのミョウガ香る野菜寿司

暑い日は、酢飯に限る。薬味をたっぷり混ぜ込んだ酢飯に、お刺身をのせるだけであっという間にごちそうに。お刺身ってスーパーで買える最強のファーストフード!忙しい平日こそお寿司をレギュラーメニューにしよう。

その日の気分で薬味を選んで、お刺身を選べば、アレンジもいろいろ。野菜寿司は私の得意料理のひとつです。

今日の薬味は「ミョウガの忘れもの」というかわいいネーミングのこちら。最近近所のスーパーでよく見かける、ミョウガの皮や茎などの寄せ集めパック。3つ入りのミョウガよりもお得で嬉しくて、見かけると絶対買ってしまう。

まずはミョウガを包丁で切ります。

皮は千切り、茎の部分は小さくカット。

今日使わない茎の部分は、梅酢にIN。料理の工程で出てくる野菜くずは、保存せず、使い切りたい派です。梅酢のほかには、糠床につけたり、キムチに混ぜたり、その日の気分で。忘れた頃に、美味しい副産物になって再会する野菜たちがいろんな場所に潜んでいる。

ミョウガを切り終えたら、ひじきを煮ます。ミョウガにはひじきがピッタリ。ひじきは湯戻し済みのもの。まいにちスーパーの海藻コーナーで何かしらの海藻を欠かさず買う、私の海藻ルーティーン。

米酢をストレートで入れちゃいます。ひじきが半分かぶるくらい。

メープルシロップをひと回し。お菓子のイメージが強いメープルシロップ、実はサラっと軽やかなので酢飯によく合う。

軽く中火〜強火でサッと煮詰めていきます。ひじきの海藻っぽさを飛ばしながら「酸っぱい」と「甘い」をひじきにギュンと吸い込ませる。火を通しすぎるとひじきがクタクタになっちゃうので、食感を残すように、ささっと手早く。

ひじきが煮が冷めてから、ボウルの中で茗荷とあえます。ひじきがアツアツだと、ミョウガの辛味が消えてしまうので粗熱が取れてから。(逆に辛味を抑えたい場合はアツアツのうちにあえると辛味が抜ける。お好みで。)

あっとうまに「ミョウガ寿司のもと」が完成。ひじきには、鉄分、マグネシウム栄養たっぷり。夏の元気のもと!冷蔵庫で5日ほどストックもOKなので、休日に仕込んでも便利です。

お米が炊けたら、あたたかいうちに寿司桶の中で混ぜます。白胡麻はたっぷりと。白胡麻はurara流野菜寿司に欠かせない常備材料!

お米は練らないように、しゃもじで切るように、混ぜる。

うちわで仰ぎながら、お米の水気を飛ばして、冷めたら完成。

ミョウガの香り豊かな野菜寿司の完成!取り分けたら、〆イワシをのせて、召し上がれ。ジャコやしらすも相性◎です。

ミョウガ、ひじき、白胡麻。それぞれの風味と食感が一つになるおいしさ。一口ごとにしあわせをゆっくり噛み締めましょう。(早食い我が子への注意を込めて)

365日、魚を食べる我が家にとって、夏のタンパク質補給はとにかく、お刺身。生の酵素も質の良いオイル含んだ、最強のプロテイン!日本に生まれてよかった。

まいにちの気分で、お刺身を選んで、薬味を選べば、アレンジも広がるから、飽きることがない。平日ならではの「地味寿司」おすすめです。お寿司だからって華やかじゃなくていい、気取らなくっていいのだ。

水曜日の夜ごはん。それぞれに暑い一日を乗り越えた体を労って、みんなで囲む野菜寿司。お酢のパワーでリカバー、リセット。冷めたお米には腸が喜ぶレジスタントスターチもたっぷりだから、からだに嬉しいことばかり。料理って本当にセルフラブ。そして同時に家族ラブ。暑さに負けず、キッチンを楽しんで、過酷な東京の猛暑をおいしく乗り越えよう。もう少しで夏休み!urara

 

 

 

 

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