発酵レモンスコーン

発酵レモンスコーン

皮ごと、丸ごと、ワイルドに。発酵レモンのビターなスコーン。

スコーンに見えて、実はほぼレモン。しかも皮ごと、丸ごと。レモン濃度MAXのスコーンが焼けました。皮ごとおいしく焼けたひみつは「発酵レモン」。

この「発酵レモン」を生地にたっぷり練り込んで焼きます。レモンがたくさんあったらぜひ、焼いてみてくださいね。まずは発酵レモンを仕込みます。

発酵レモンのレシピ

 材料

  • レモン 200g(2個ほど)
  • 米麹 100g
  • 塩 2g
  • 水 50~100gほど 

作り方

①レモンは種を取り、皮ごと一口大にカットする。

②レモンと米麹をフードプロセッサーにかける。様子をみながら水分を少しずつ足す。

③熱湯消毒した清潔な耐熱容器に②と塩を入れる。

④炊飯器の「保温」のスイッチを押し、④を耐熱容器ごと入れる。炊飯器の蓋を開けたまま、60度で6~8時間ほど発酵させる。

※ヨーグルトメーカーや発酵調理器でもOK。

 

水分が少なめのペースト状に。使う柑橘はレモンのほかに、「はるか」のような皮ごと食べて、苦くない柑橘で作るとおいしく焼けます。今回のレモンは完熟ではなかったので、 このまま食べるとちょっと苦めな仕上がり。

発酵レモンが完成したらスコーンを焼きましょう。

発酵レモンスコーンのレシピ

 材料(4個分)

  • 発酵レモン 100g
  • 植物油 40g
  • オーツ粉 100g
  • 重曹 小さじ1/2
  • ベキングパウダー 小さじ1/2

 

下準備

・オーツ粉・重曹・ベーキングパウダーをボウルのなかで混ぜておく。

・オーブンは180度に予熱する。

 

作り方

①発酵レモンとオイルを混ぜる

オリーブオイルと発酵レモンをよく混ぜます。

②下準備しておいた粉類を加えてまぜる

ここで粉類を入れます。オーツ粉の代わりにグルテンフリーミックス100gでもおいしく焼けます。

このくらいポロポロになったらストップ。

スコーンづくりは生地を練らないほうがおいしく焼けます。

③みつろうラップの上でひとまとめにする

生地をみつろうラップの上に置き、手で四角くまとめます。

繰り返し使えるみつろうラップは、スコーン作りで便利。手の温度で生地を温めないように手早く、ラップの上から生地を四角く整えます。

④生地を畳んで、伸ばす。

ラップを開き、③の生地を二つに折りたたみます。

パタンと生地を2層に。みつろうラップを使うので手も汚れません。

⑤④を繰り返す。

もう一度手で生地を四角く整えて

生地をパタン。もう一度四角く整えたら生地は完成。

⑥生地を包丁でカットする。

包丁で三角のかたちにスパっとカット。

⑦180度のオーブンで20~25分ほど焼く。

焼き上がり。レモンの香りがキッチンに広がります!

温かいうちに召し上がれ。

小麦粉の代わりに、オーツ粉を使ったので、膨らみは少し弱めだけど、ザクザクの食感。まるでレモンをかじってるみたいなレモン濃度。レモン好きにはたまらないおいしさ。

ちょっとビターなレモンの味わいには、蜂蜜がぴったり。

 

ハニー&レモンのしあわせに包まれる。そして皮まで余すことなくレモンをおいしくいただけた達成感よ。無農薬レモンならでは味わい。

田舎の家のご近所さんの畑のほったらかしレモン。見た目はボコボコ、素朴な手作り野菜。こうゆう野菜や果物は、都会のスーパーではなかなか出会えないから、お裾分けいただけることが本当にうれしい。

お菓子はもちろん、野菜だって、果物だって、手作りはいちばんおいしい。またレモンをいただいたら、このレシピを振り返ろう。

長いお正月休みもいよいよ終わり、日常へ。さすがの料理好きの私も、1日3食家族のごはんを考える手作りルーティーンにどっと疲れた。キッチンを抜け出して、どこかで誰かの手作りのお菓子かケーキが食べたいな。東京よりも一歩遠いところで、コーヒーを飲みながら、1人きり。urara

 

 

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