長芋で焼く、発酵ベジマフィン。お砂糖なしでびっくり甘い、Veganマフィンのレシピ。
立派な長芋をたくさんいただいた。長芋は実はインフルエンザの予防にも良いらしい。うれしい。そして、個人的にはマフィンやケーキにも合う、焼き菓子向きの食材なのだ。
今日はさらに冒険して、長芋を発酵させた発酵ベジマフィンを焼きます。ちょっとびっくりな手法で、びっくり美味しく焼けちゃった。この新しいおいしさ、こっそり誰かに伝えたい!
STEP1 発酵長芋をつくる
まずは発酵長芋を仕込みます。
材料
作り方 ①長芋はよく洗い水気を拭き取ってから、皮ごとすりおろす。 ②ボウルに①を入れ、米麹と塩をほぐしながら混ぜる。 ※フードプロセッサーやミキサーで、材料をすべて一緒に撹拌させるとより滑らかに。 ③熱湯消毒した清潔な耐熱容器に②を入れる。 ④炊飯器の「保温」のスイッチを押し、③を耐熱容器ごと入れる。炊飯器の蓋を開けたまま、60度で6~8時間ほど発酵させる。 ※ヨーグルトメーカーや発酵調理器でもOK。 |
完成したらぜひ、お味見を!
焼き芋のような強い甘みを感じたら、成功です。この味わいに、びっくり、不思議な新しい味わい。そのままプレーンでマフィンにしてもおいしいけれど、コーヒーフレーバーをアクセントに、アメリカンなマフィンに変身させよう!
※マフィンづくりで残った発酵長芋は、卵焼きに入れたり、パンケーキに入れてもおいしい!
STEP2 発酵長芋マフィンのレシピ
材料A
グルテンフリーミックス 100g トッピング/くるみ(荒く砕く) 適量 |
①材料Aを混ぜる。
スプーンでぐるぐる混ぜます。
②グルテンフリーミックスを加えてさらに混ぜる
長芋は粘り気があって混ぜにくいのですが、ぐるぐるスピーディーによく混ぜます。
びよーんと伸びる、ジェラートのような生地感になればOK!
③マフィン型に生地を入れる。
スプーンでマフィン型の10分目まで生地を入れていきます。粘り気がとても強い生地は、スプーンにくっつきやすいのでご注意。2本のスプーンを使うとスムーズです。
④くるみをトッピングする。
いちばん左はトッピングなしにしてみました。
⑤170度に余熱したオーブンで25分焼く。
Romantic Foodiesのマフィン型はビックサイズなので、170~180℃で23分前後を目安に焼きます。※麹入りの生地は焦げやすいので温度を少し低めに設定する。焦げそうな場合はアルミホイルをマフィンの表面にかぶせて焼く。
長芋パワー!ふんわりふっくら、焼けました!
⑥型から外し、粗熱をとって召し上がれ
ちなみにナッツをのせなかった左のコは・・・
膨らみすぎました!それも予期せぬ方向に。なにかの動物の横顔のよう。長芋でマフィンを焼くといつも、こんなふうに驚くほど膨らむ。だから卵をいれたらきっと危険です。それもあって、長芋マフィンはプラントベースの材料のレシピ。(Romantic Foodiesのグルフリミックスもかなり膨らみやすい粉なので、卵でのアレンジする場合はご慎重に)
コーヒーとくるみが香る、ふわふわマフィンの焼き上がり。
ナッツをのせたマフィンはナッツの重みのおかげか?キレイな形に膨らみました。
まだホカホカと、温かいマフィンを手でぱかん。
こっくり、甘い。どこか懐かしさを感じるやさしい甘さ。長芋の風味に合わせたコーヒーフレーバーは大正解。コーヒーの香りで和風になりすぎず、海外のカフェのような雰囲気に。ちなみに長芋を使ってることは秘密で、家族に食べてみてもらった。誰も正解者はいなかった!
ヘーゼルナッツバターをのせたリッチなアレンジ。
とっておきのマフィンにはとっておきのアレンジを。私のいちばん好きなナッツバター、ヘーゼルナッツバターをのせて。
こっくり、リッチ。ヘーゼルナッツの豊かな味わいに包まれたスペシャルなおいしさ。Vegan素材でもしっかり満たされる。
大切に食べてたフランス土産のヘーゼルナッツバターも、そろそろおしまい。今すぐ買いに行きたいな。日本でも買えるけれどせっかくなら海外のマルシェまで。おいしいアイディアも探したい。そろそろ旅に出たいこの頃。冬はもう少しつづく。urara