発酵かぼちゃケーキ

発酵かぼちゃケーキ

パウンドでふっくら&マフィン型でVegan。しっとり濃厚、どこまでもかぼちゃなケーキのレシピ2種。

かぼちゃ気分の高まる10月、斬新なかぼちゃのレシピが出来ました!

発酵かぼちゃをたっぷり入れた、かぼちゃ最高濃度のケーキです。

“発酵”といえど、作り方はとっても簡単。ミキサーと炊飯器があれば発酵できちゃう。作り方は2ステップ。まずは発酵かぼちゃを作りましょう。

※ミキサーは固い野菜がOKの強力なタイプを使ってください。かぼちゃは固いので刃が折れる可能性があります。

 

①「発酵かぼちゃ」のレシピ 

  •  かぼちゃ 300g(約1/4カット)
  • 乾燥米こうじ 100g(かぼちゃに対して1/3)
  • 浄水  100-150g(かぼちゃに対して1/3)
  • 塩 4g

材料について:●米麹は使いやすく保存しやすい「乾燥麹」で作るレシピです。麹のタイプによって水分量は調整してください

 作り方:

ミキサーに(ブレンダーやフードプロセッサーでもOK)かぼちゃ、麹、お水、塩を入れて、よく撹拌させる。お水の量が足りないようであれば、大さじ1ずつ、増やす。

②炊飯器の保温スイッチを押し、耐熱保存容器に入れた①をセットする。蓋を開けたまま6〜8時間ほど放置して発酵させる。しっかりとした甘みを感じたら完成。甘みが足りない場合は、スプーンで全体を軽くかき混ぜてから、発酵時間を追加する。完成したら、常温で粗熱が取れるまで待つ。粗熱が取れたら冷蔵庫にて3日ほど保存可能。

実は生でも食べられるかぼちゃ、発酵カボチャにすると食べやすくなるので生でいただくのもOKです。豆乳と割って、ポタージュにしても美味◎

発酵かぼちゃがを冷ましたら、さあ、ケーキを焼きましょう! 

②「発酵かぼちゃケーキ」のレシピ  

材料
  • 発酵かぼちゃ 300g
  • 卵 1つ
  • オリーブオイル(米油などでも代用可能) 40g
  • メープルシロップ 30g
  • グルテンフリーミックス 150g

 

①ボウルにミックス以外のすべての材料を入れて、よく泡立てる。

②グルテンフリーミックス150gを入れて、さらに混ざる。

粉気が無くなるまで、スピーディーによく混ぜ合わせる。

●ここから生地の化学反応が始まっているので、オーブンに入れるまでなるべくスピーディーに進めます。

③型に生地を流しこみ、170℃のオーブンで約45分焼く

パウンド型に生地を流し入れ、170℃に余熱したオーブンを45分ほど焼く。真ん中に竹串をさし、生地がついてこなければ焼き上がり。

※焦げつきやすいのでオーブンの温度は少し低めに設定する

焼き上がったら、すぐにオーブンシートごと型から外し、網の上で冷まします。

グルテンフリーとは思えないほど、しっかりふんわりな焼き上がり。

粉の倍量のかぼちゃを使っても、べちゃっとならずにふんわり膨らむ、これぞ、グルテンフリーミックスのチカラなのです。

よく冷めてからお好みでクリームチーズを塗って召し上がれ。今日は豆乳クリームベースのフロスティングを塗って、いただきます。

なんと濃ゆい、かぼちゃ!ミニマムなオイルで焼いたけれどパサつかず、しっとり。シナモンとメープルの香りに包まれたかぼちゃは、野菜とは思えないデザートなおいしさ。私史上最高南瓜!なカボチャケーキのできあがり。

発酵かぼちゃを作るのに少し手間はかかるけれど、だから楽しい、おいしい。

マフィン型で焼いてももちろんOK。

マフィン型Verは、ヴィーガンレシピをご紹介。

材料
  • 発酵かぼちゃ 200g
  • 豆乳ヨーグルト 40g
  • オリーブオイル(米油などでも代用可能) 20g
  • きび砂糖 20g
  • グルテンフリーミックス 100g

 

下準備:型にオーブンシートを敷く/オーブンは170度に予熱する

 作り方

①粉以外のすべての材料をボウルの中で混ぜる。

②①のボウルにグルテンフリーミックス100gを加えてさらに混ぜる。

③マフィン型に生地を流し入れ、170度に予熱しておいたオーブンで25分ほど焼く。

こちらもヴィーガンクリチを添えて。ぎゅっとジューシー、パウンドとはまた違ったマフィンならではの味わいです。

とはいえ「発酵めんどくさいな」な気分の時は、「びっくりかぼちゃのキャロットケーキ」を焼きます。書籍「まいにち食べたいキャロットケーキ」に収録したレシピ。

このレシピもかぼちゃを生のまま使う斬新なレシピ。かぼちゃとキャロットは相性抜群なのでぜひ味わっていただきたい。ちなみに書籍のレシピは、材料の粉類を、同量のグルテンフリーミックスに置き換えても、どれもおいしく焼けるので、ぜひアレンジしてみてくださいね!

日に日に涼しくなるこの頃。冬になる前に、秋のおいしいモノを悔いなく食べ切らなくちゃ!と、大忙し。甘いもの以外のレシピにも、リクエストのメッセージをくださる方がいらして、とても嬉しいのですが、なかなか追いつかず。胃袋にはアイディアがいっぱいストックされているというのに!忘れちゃわないうちに、レシピを起こさなきゃ。

さあ、今週もキッチンでたくさん遊ぼう。冷蔵庫が空っぽの月曜日、まずは真っ白な気持ちでスーパーへ。urara