イスタンブールで出会った「世界一の鯖サンド」。そのおいしさの秘密。
旅をすると、いろんな「世界一」と称される食べ物に出会う。イスタンブールで出会ったのが、多くの人に「世界一」と称される、鯖サンド。

鯖好きの私は、ウキウキしながら、行列のできる人気店「Sokak Lezzeti Tarihi Balık Dürümcü Mehmet Usta」へ。

骨抜きされた焼き立ての鯖と、たっぷりの野菜を薄焼きのトルティーヤで包んだ鯖サンド、というか鯖ラップ。ポイントはこのトルティーヤに振り掛けられたスパイス!辛さはなく、食欲をそそる絶妙なスパイス。パプリカ、発酵トウガラシ、オレガノあたりかな?でももっと複雑な味わいだ。

そして、写真に写っていないけれど、野菜の中に隠れていたのが、なんとザクロ!このザクロの甘みがいい仕事!ちなみにザクロはトルコで定番の果物で、八百屋さんには必ず並んでいた。街中でもザクロジュースは人気。
とにかく、日本では出会えない、鯖サンドのおいしさ。これをグルテンフリーで再現したい!というか、グルテンフリーミックスがあればおいしく再現できるに違いない!と思いつき、帰国早々、東京のキッチンでレシピ研究が始まりました。
思い出の鯖サンドをグルテンフリーで!野菜たっぷり、春の鯖サンドのレシピ。

STEP1 具材を用意する。

材料(2人分) 鯖(骨抜き) 2枚 ロメインレタス / にんじん / 玉ねぎ 適量 いちご 4〜5個 レモン 1/8個 オレガノ 小さじ1/4 パプリカパウダー 小さじ1/4 コリアンダーパウダー 小さじ1/4 |
①野菜を千切りにする

ロメインレタスは千切りに。にんじんは皮ごとしりしり。新玉ねぎは薄切りにしたら、数分間水にさらし、辛味を抜きます。
②イチゴをカットする

イスタンブールの鯖サンドのおいしさの必須素材だった「ザクロ」。この季節は手に入りずらいので、代わりにイチゴを使います。イチゴの甘みと酸味は必須素材!なるべく小さくカット。レモンも忘れずに。
③トルコ風スパイスをブレンドする

STEP2 グルテンフリーミックスでトルティーヤを焼く。【グルテンフリートルティーヤのレシピ】

材料(2枚分) グルテンフリーミックス 50g 卵 1コ 水 大さじ2 塩 ふたつまみ |
使うグルテンフリーミックスはたった50g。しかも2枚のトルティーヤが作れます。糖質も少なめでヘルシー!
作り方
①ボウルで卵、水、塩を混ぜる。
②グルテンフリーミックス50gを加え、スプーンで混ぜる。
ダマがなくなるように、素早く混ぜましょう。
③冷たいフライパン(樹脂加工で大きめのもの)に、②の1/2を流し入れ、スプーンで薄く伸ばす。
上手に焼くコツは2つ。まず、フライパンは温めずに、「冷たい状態」で生地を流し入れます。フライパンを温めてしまうと、みるみる生地が焼けてしまい、薄焼きにするのが難しいことが理由。オイルを引かなくても生地がくっつかない、樹脂加工やテフロン加工のフライパンを使ってください。
生地はすべてを流し入れず、「1/2量」を入れ、スプーンでなるべく薄くなるように伸ばします。薄焼きで焼くことが、おいしさのポイント。だから、フライパンも大きめで。ここでは28cmサイズのフライパンを使っています。
④両面をこんがりと焼く

表面がフツフツとしたらそろそろ。

裏返し、両面に軽く焦げ目がつくまで焼きます。
1枚焼けたら、フライパンを洗い、フライパンを冷ましてからもう1枚焼きます。
⑤トルティーヤの出来上がり。

STEP3 鯖を焼き、具材を包む。



くるっとラップしたら、完成!アツアツで召し上がれ!

グルテンフリートルティーヤのシナモンの香りがアクセント。スパイスシーなトルティーヤの生地が鯖によく合う!
トルコ料理研究家のミキさんのキッチンにも常備されていた「パウリカパウダー」と「オレガノ」。おすすめのオプションは、トルコの「発酵トウガラシ」あるいは「韓国産トウガラシ」。辛味が少なく旨みのある粉唐辛子がおすすめ。(日本の唐辛子は辛すぎるかも!)
さらに、グルテンフリーミックスのセイロンシナモンの香りが加わり、複雑味いっぱいのエキゾチックな味わい。ひとくちで、東京から異国にトリップ!なおおいしさです。
旅のときめきをラップして。私的世界一の鯖サンド。

ふんわり香るセイロンシナモン、ひよこ豆粉の香ばしさが、このトルティーヤにぴったり!この春はいろんなものをクルクル巻いて、トルティーヤのレシピを広げたい!

こちらはトルコ土産のブルグル。旬のタラの芽を入れたサラダをこれまたトルコ土産のお皿に盛り付けて。
私の個人的な思い出をお皿の上で家族にシェアするある日の夜ご飯。ボスポラス海峡の景色を思い出しながら。
アジアとヨーロッパ、大陸を結ぶボスポラス海峡。いつか家族でも見に行きたい。
橋の上には釣り人がずらり。みんなイワシやアジをたくさん釣っていた。あのイワシ、どうやって食べるのだろう。
ちなみに現地で食べた鯖サンドの鯖。近年、トルコ産じゃなくなってしまったそう。残念!いつかノルウェーあたりで、獲れたてで脂ノリノリの鯖を食べてみたい。忘れかけてた夢をひとつを思い出した。こうして、食いしん坊の夢は増えていく。urara