いつでもポリポリ、ビタミンおやつのレシピ。
冬の寒さに負けそうです。私はとても寒さが苦手な夏生まれなので、冬にとても弱いです。でも!冬の方が美味しいものがたくさん、食いしん坊パワーを奮い起こし、キッチンに立ちます。
今日は、ちょっと珍しい、丸干し大根のレシピ。
いつも冬になると近所のオオゼキに並ぶ、丸干し大根。ずっと気にはなってはいたけれど、勇気を出して、買ってみました。未知なる野菜に出くわした時、昔は「どう料理すればいいの!?」とひるんでしまっていたけれど、最近は「とりあえず買ってみて、味見してから考えよう!」というゆるいスタンスに。
さっそくカットして、そのまま味見。
すごく、甘くて、びっくり。
味も濃く、香りも強い、凝縮された冬の恵み。これは素材の甘味を生かして即席の漬物にしよう!
まずは味を馴染みやすくするために、大根は軽く塩揉み。
そして、大根に合わせるのは、キンカン!これも今だけのお楽しみ、冬の恵み。
金柑は皮ごと、種まで食べられるホールフーズ。ビタミンいっぱい、栄養が、細胞まで届く感じ。昔、敬愛するパーソナルトレーナーさんに「冬はとにかく金柑をいっぱい食べて!キッチンに常備して!」と言われた言葉をお守りに、毎冬金柑はたくさん食べるようにしています。
金柑は少し厚めにカット。大根の厚みと同じくらいがいいかな?種も食べられるので捨てないでね。
軽く塩揉みした大根に、キンカン、甘酒大さじ2、リンゴ酢大さじ3を入れてよくあえます。
甘酒でべったら漬け風。りんご酢でなます風。バランスはお好みで、自由に味付けしましょう。
丸干し大根1本が、ピッタリ保存瓶におさまりました!ピッタリって、嬉しい。日差しをさけて常温で、半日ほど放置して味をなじませたら、冷蔵庫で保存します。
すごく美味しかったので、連日丸干し大根をゲット、ゆず&醤油麹でも仕込んでみた。おいしい。みかんでもきっと美味しい。みかんなら塩麹が合いそうね。
ポリポリとした噛みごたえがくせになる、ヘルシーおやつ。ガムを噛むよりも大根を噛む方がきっと体に優しい!
鮮やかな色合いは、パーティーの脇役にもぴったり。年末、冷蔵庫にストックしておくと重宝しそうです。
よく耳にする「大根が1本使いきれない」という悩みも解決できる、丸干し大根の魅力に興奮しています!生の大根よりも、食べ切りやすくて手軽だし、切り干し大根みたいに水で戻す手間はなく、楽チン。なんて優秀食材なのだ!
生でも美味しいけれど、細かくサイの目カットして、牡蠣と一緒に炊き込みご飯にしても美味しかった。お醤油をきかせて。何度季節が巡っても、知らない食材にまだまだ出会える。楽しいね、人生。おばあちゃんになるのが楽しみです。心から。
urara