摘みたてブルーベリーとパパイヤの、もちもちオーバーナイトオーツ。
伊豆の家で過ごす夏休み。着いたらまずは真っ先に、庭のブルーベリーをチェック。うん、今年も豊作だ。数年前に庭に植えたブルーベリーの木、何の手入れもせず野放しなのに、毎年しっかりと実がなる。
摘み放題、食べ放題のブルーベリーにこどもはウキウキ。まだ酸っぱそうな赤い子も摘んじゃってるけれどご愛嬌。採れたてのブルーベリーはフレッシュに味わいたいからono(over night orts)に乗せよう。
onoの作り方はとっても簡単。名前の通り、オートミールを豆乳ヨーグルトで一晩ふやかすだけ。ヨーグルトだけだともったりしすぎるので、お水もほんの少し加えます。
オートミール 20gに対して豆乳ヨーグルトを40-60gほど。お水は大さじ2ほど。
プロテインも補給したいから炒り大豆も入れます。よく混ぜたら冷蔵庫で一晩。8時間ほど浸せば、オートミールが水分を吸ってモチモチに柔らかくなるよ。
翌朝。
食べる直前に、トッピングするフルーツをカットします。南伊豆産のパパイヤも手に入れたのでトロピカルスペシャルに。
小さなサイズのパパイヤ。カットしてみたら種がなくてびっくり。
8等分にしてから皮を剥いてからくし切りに。ONOをお皿に盛り付けて、フルーツとココナッツファインをトッピング。
最後に蜂蜜をたらり。蜂蜜も地物の天然蜂蜜。ローカルの恵みたっぷりの贅沢ボウル、めしあがれ。
モチモチのオートミール、ジューシーなフルーツ、ココナッツの香り。ひとくちで伊豆からハワイにトリップするようなおいしさ。やっぱりonoが大好きだ。バナナも入れたいな。
今年のブルーベリーは去年よりも少し酸っぱめだな。そんな風に年毎に変わる味の変化を見つめることも楽しい。パパイヤは香りが強く、素朴な甘み。都会のスーパーに並ぶ果物のように均一に甘さでなく、どこか野生の味が残ってる。
都会から田舎にやってきた私はその味を「特別に」美味しく感じ、いちいち大げさに感動してしまう。でも本当はどっちが「普通」でどっちが「特別」だろう?本当は田舎の野菜こそが「普通」でありのまま、自然本来の味わいだったはず。いつからか何かが逆転して、おかしくなってしまったんだな、人間て愚かだ・・・。と、神視点でものごとを捉えがちなのは、夏休みの最初に見た「君たちはどう生きるか」の影響です。インコでもペリカンでもなく私たちは人間。さあ、どう生きるか。何を食べるか。毎朝本物のアオサギとすれ違いながら思いを馳せる、田舎暮らし2023。urara