黒ムツとプチトマトのオーブン焼き

黒ムツとプチトマトのオーブン焼き

切って焼くだけ。小魚と夏野菜のオーブン焼き。

小魚はからだによい。わかっちゃいるけれど面倒なのが小魚の調理。スーパーの鮮魚コーナーでも安売りの小魚は卸してくれないことが多いので、魚好きの私でもなかなか手にとることは少なめ。しかし、伊豆のスーパーでは小魚が驚くほど安い!

100g 58円の小さなむつ。地物で新鮮!「めんどくさい」を通り越し、「食べなくちゃ」のスイッチが押される。レシピは決まってないけど、とりあえず、買おう。

帰ったら、とりあえず、下処理。何をつくるかレシピは未定だけど、魚は買ったその日に調理するのが鉄則。

小さな小魚はキッチンバサミで意外に簡単に、卸せる。エラの下からハサミを入れて頭を落とし、ヒレを切って、焦げやすい尾ビレも切る。

お腹に切れ目を入れたら、内臓をちょろっと取りのぞきます。怖くないよ、簡単です。

流水で洗って、水気をよく拭いたら、下準備はOK。夏野菜と一緒にオーブンで焼くことにしよう!

トマトは半分にカット。舞茸は手で割いて。

天板の上にオーブンシートを敷いたら具材をぎゅっと並べて、塩こしょうをぱらり、オリーブオイルをひと回し。イタリアンな気分でいこう。シンプルisベスト。

200〜210度に余熱しておいたオーブンで15〜20分ほど焼くだけ。香ばしい香りが広がり、食欲が湧いてくる。

切って並べただけなのに、夏色、華やか。家族が集まるお盆にもおすすめのレシピ。

脂の乗ったむつに、ジューシーなトマトが相性ばっちり。むつは小骨が多く少し食べずらいけれど、味は、ノドクロに似ている。白身魚なので臭みも少なくて、おいしいよ。

小魚の骨を取るのはちょっと面倒だけど、その面倒さもゆっくり味わって、休日の夕食時間を楽しもう。魚を食卓に出す回数を増やせば、子どものお箸の使い方は勝手に上手になる。

子どもにも、親にも、心から食べてほしいのはやっぱり栄養たっぷりのこんなおかず。みんなにとって特別に好物ではない素材をいかに、おいしそうに見せるか。そんな使命を勝手に背負って、レシピを考える夏休み。みんなの好物(天ぷらや茶碗蒸し)は母がおいしく作ってくれるから、私は健康食の担当で。来年も家族みんな元気でご飯を囲めますように。urara

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