発酵りんごのマフィン

発酵りんごのマフィン

りんごを発酵させて焼き上げる、新感覚Veganアップルマフィン。

りんごの美味しい、秋冬に向けて。urara的、発明レシピができました!しっとり、ふわん。発酵りんごで作るマフィンです。

涼しくなると食べたくなる、アップルパイやらタルトタタン。りんごのおやつはたくさんあるけど、りんごを煮詰めたりソテーする工程がちょっと面倒だし、バターも使うし、カロリーがあがっちゃう。

そんな私の悩みを解決したくて思いついたのが、発酵りんごで作るヘルシーマフィン。前にレシピを紹介した発酵にんじんのマフィンにつづく自信作です!

まずは発酵りんごを仕込みましょう!

「発酵りんご」のレシピ

りんごは紅玉がおすすめ。生で食べると酸味が強いけれど加熱すると甘くなる、お菓子作りにぴったりの品種。グラニースミスなんかも見つけられたら本格的な味わいに!

米麹は使いやすく保存しやすい「乾燥麹」で作ります。りんごは中サイズ1つ分での分量で作ります。

「発酵りんご」の材料

□りんご 1つ(240g)

□乾燥米こうじ 80g(りんごの重さの1/3)

□レーズン 80g(りんごの重さの1/3)

□塩 3g(小さじ1)

 

 

りんごはよく洗って、カットしてから計量します。今回はりんごが240gだったので上記の分量で作りますが、りんごの重さにあわせて、材料は計算してください。

りんご1:麹1/3:レーズン1/3

+塩(りんご1つにつき3g)

この比率を覚えてくださいね。

①りんご、米麹、塩をミキサーにかける

ミキサーやブレンダー、あるいはフードプロセッサーに、りんご、麹、塩を入れて、よく撹拌させます。途中、中身をかき混ぜながらムラなく撹拌します。

②ガラス瓶にうつしレーズンを加える

ガラス瓶の中に、①と、レーズンを入れて、かき混ぜます。レーズンはオイルコーティングしていないものを選びましょう。

オイルコーティングされている場合は、お湯でオイルを落とし、水気を拭き取ってから使ってください。

③炊飯器で発酵させる

材料を全て混ぜ合わせたら、レッツ発酵!あとは時間がおいしくしてくれます。炊飯器の「保温」のスイッチをON、炊飯器の蓋は開けたまま、60度で6~8時間ほど発酵させます。ヨーグルトメーカーや発酵調理器でももちろんOK。

ちなみに私はWECKのガラス瓶の1リットルサイズを愛用。お手持ちの耐熱のガラスボウルや、耐熱のタッパーでも、炊飯器のサイズに収まればお持ちの容器で何でもOK!

 

④完成!

8時間ほど発酵、りんごの変色が見られますが、問題ありません。均一になるように、全体を混ぜましょう。味見して、しっかりとした甘みを感じたら発酵成功!。発酵前のペーストもすこし味見しておくと、この変化=発酵マジックにきっと驚くはず。甘みが足りないかな?と思ったら、スプーンで全体を軽くかき混ぜてから、発酵時間を少し長くしてみて。

 

⑤冷蔵庫で保存

完成したら、冷蔵庫で3日ほど保存できます。冷蔵庫の中でもじんわり発酵は進むのでお早めにどうぞ。

 

「発酵りんごマフィン」のレシピ

発酵りんごが完成して、粗熱を冷ましたらマフィンを焼きましょう。グルテングリーミックスを使って、とっても手軽に作るレシピを紹介します。材料たった4つで焼けちゃう、ヴィーガンレシピ。

「発酵りんごマフィン」の材料

ビックサイズマフィン 3つ分 ※ミニサイズのマフィンなら6つほど/中サイズなら4〜5つぶんの配合です

 グルテングリーミックス 100g

発酵りんご 220g

●豆乳ヨーグルト 30g 

●オリーブオイル 20g(米油でもOK)

 

下準備

□オーブンは180℃に予熱する 

□マフィン型にオーブンシートを敷く

 

①ボウルで粉以外の材料を混ぜる

発酵りんご、豆乳ヨーグルト、オリーブオイルをボウルのなかでよく混ぜる。大きめのスプーンを使って混ぜるとこの後の工程が楽です。ポイントは「水分」「油分」を乳化させるべく、しっかりと混ぜ合わせること。ぐるぐるぐるぐるよ〜く混ぜて・・・

 ②グルテンフリーミックス100gを入れて混ぜる

①にグルテンフリーミックス100g(1/3袋)を入れてさらにスプーンで混ぜる。

生地はこんな感じになります。

③マフィン型に生地を入れる。

スプーンを使い、マフィン型に生地を盛る。スプーンは2本あると盛り付けやすいです。10分目までこんもり丸い形に盛り付けるのがurara流。ボリューミーでグラマラスが好みです。

④170~180度のオーブンで23分程焼く。

Romantic Foodiesのマフィン型はビックサイズなので、170~180℃で23分前後を目安に焼きます。ほどよく香ばしい焼き色に、甘い香りの広がるキッチン、いい感じに焼けました。

※麹入りの生地は焦げやすいので温度を低めに設定してください。焦げ付いてきたらアルミホイルを表面にかぶせて焼く。

※お手持ちのマフィン型が小さいサイズの場合や、紙型を使う場合は、焼き時間を18分前後に短く調整してください。焼きすぎるとパサつくのでご注意。焼き上がりにマフィンの真ん中につまようじを指し、生っぽい生地が付かなければOKです。

粗熱が冷めたら食べごろです。 

ふんわり香るシナモンが、りんごの風味を引き立てる。しっとり、じんわり、やさしい甘み。お砂糖なしとは思えない、グルテンフリーとも思えない焼き上がり。軽やかな食べ心地のなかに、発酵ならではの複雑な味わいが見え隠れ、おいしい!

残りの発酵りんごを添えて、りんご感マシマシで。本当に安心できる素材だけで焼けたことが嬉しい。じぶんの子どもに食べさせたいのはこんな味。ちなみに、子どもにあげていいのか悩む、シナモン。このミックスに含まれるシナモンの量は過剰な量ではないので、基本的に心配はいりませんが、お子様の様子を見ながら自己判断であげてくださいね。

余った発酵りんごはそのまま食べたり、ヨーグルトに添えたり。意外にもお料理に活躍します!

オリーブオイルとリンゴ酢と混ぜたらサラダにぴったりの発酵ドレッシングに。カレーに入れるフルーツチャツネの代わりに使ってもgood!あるいは、塩揉みした白菜に、発酵りんごと、粉唐辛子、昆布、すりおろしニンニクを加えて揉み込めんでヴィーガンキムチに。これがすごく美味しくて、冬の定番になる予感。白菜が安くなるまでに、また詳しいレシピ、紹介しますね。urara