Vegan発酵キャロットマフィンのレシピ

Vegan発酵キャロットマフィンのレシピ

発酵の力でノンシュガー。やさしいヴィーガンキャロットマフィン。

レシピを紹介してから、さっそくたくさんの方に焼いていただいた、発酵キャロットケーキ。うれしいです。もっと多くの人に焼いていただきたくて、少しアレンジ。卵を使わずヴィーガンVer。ナッツアレルギーの方でも食べられるように、ナッツフリー。粉は、スーパーでも手に入りやすい小麦粉を使って。

さらに、今回の発酵にんじんはレーズンなしで。ミニマムな材料でOK。ただ、レーズンなしだと甘さはかなり控えめなので、甘めがお好みの方は、レーズンありでどうぞ。

暑い日でも、短時間で手軽に焼けるマフィン型でつくりましょう!(逆にパウンド型で焼くには向かない緩めの生地なので、今回の配合ではマフィン型で焼いてくださいませ)

 

Vegan発酵キャロットマフィンのレシピ

材料:(ビックサイズマフィン 3つ分)

※ミニサイズのマフィンなら6つほど/中サイズなら4〜5つぶんの配合です

材料A

●小麦粉 100g(薄力粉or中力粉)

●重曹  小さじ1/2

シナモンアディクト 小さじ1~2

材料B

●完成した発酵にんじん 220g(レーズンなし)

●豆乳ヨーグルト 30g 

●オリーブオイル 20g

 

下準備

□オーブンは180℃に予熱する 

□マフィン型にオーブンシートを敷く

 

 ①ボウルAで粉類を混ぜる

小麦粉、重曹、スパイスをボウルに入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせる。ちなみに私は今回、国産無農薬の全粒粉中力粉をチョイス。(粉マニアなセレクトですが、普通の薄力粉で大丈夫です!)

②ボウルBで材料を混ぜる

発酵にんじん、豆乳ヨーグルト、オリーブオイルをボウルのなかでよく混ぜる。泡立て器がなければスプーンを使って混ぜてもOK。ポイントはここでは、「水分」「油分」を乳化させるべく、しっかりと混ぜ合わせること。ぐるぐるぐるぐるよ〜く混ぜて・・・

 

 

③②に粉類を入れてさらに混ぜる

ボウルBに先ほどの粉類を入れ、サクっと混ぜ合わせる。あ!ゴムベラに持ち替えてね!小麦粉は練りすぎると膨らみづらくなるので、粉けが残るくらいでストップ。ここから重曹の化学反応が始まっているので、手早く作業。

④マフィン型に生地を入れる。

スプーンを使い、マフィン型に生地を盛る。12分目まで溢れるように、こんもり丸い形に盛り付けるのがurara流。ボリューミーでグラマラスが好みです。

※マフィンの10分目に盛り付ける場合は焼き時間を短くしてください。

 

⑤180度~170度のオーブンで18~23分程焼く。

Romantic Foodiesのマフィン型はビックサイズなので、180℃で23分前後を目安に焼きます。焼き上がりはこんな感じ。

お手持ちのマフィン型が小さいサイズの場合や、紙型を使う場合は、焼き時間を18分前後に短く調整してください。焼きすぎるとパサつくのでご注意。焼き上がりにマフィンの真ん中につまようじを指し、生っぽい生地が付かなければOKです。

 

⑥型から外し、冷ます。

粗熱が取れたら、型から外して冷まします。焼き立てよりも、冷めた方が甘みを感じやすく、食べごろ。

⑦お好みで発酵フロスティングを添えて。

せっかくだから、フロスティングも発酵&ヴィーガンにこだわります。ヴィーガンクリームチーズ1に対して、1/2の白味噌をお好みの量入れてゴムベラでよく混ぜます。カンタン発酵フロスティングの出来上がり。白味噌の甘みをお砂糖がわりに、ノンシュガー。※甘めの滑らかな白味噌を使ってね。

マフィンがよく冷めたらフロスティングを塗って。最に発酵にんじんをちょこんとおめかし。

しっとり、じんわり、やさしい甘み。

にんじんと麹の甘みだけ。プラントベースの軽やかさの中に、発酵の複雑な味わい。ほっとする、まるでお味噌汁を飲んだときのような感覚になれる、やさしいケーキ。この甘みにちゃんと満足できる自分でいたいな、と思う味。

毎朝キャロットケーキを食べていると、甘みの感じ方で、自分の体調や揺らぎがわかるようになる。ストレスフルなときや生理前は強い甘みが欲しくなるし、健やかなときは、素朴な甘さで満足できる。市販のパンじゃきっとその揺らぎに気付けない、こんなにマインドフルネスな朝ごはん。自分で焼くベイクだからこそ味わえる贅沢だ。

お菓子のようで、ごはんのような。ごはんのようで、お菓子のような。曖昧なところがいいよね、キャロットケーキ。

明日の朝ごはんのぶんはみつろうラップに包んで。あ、フロスティングを塗った場合は冷蔵庫で保存してね。冷やしキャロットケーキもおいしい夏が来た!urara