カルダモンとうもろこしご飯のレシピ

カルダモンとうもろこしご飯のレシピ

ケールたっぷり、カルダモン香るとうもろこしご飯

ケールのフリルが好き。くせ毛の女の子みたいなくるくるの葉先は、まるでニューヨーカーの女の子みたい。ジャパニーズな小松菜に飽きたら投入する、urara的アゲ野菜です。

 

今日はこのケールを、とうもろこしご飯にたっぷり入れて、進化系とうもろこしご飯を作ろう。主役はとうもろこしじゃなくて、実はケール。さらに、このキノコも入れちゃいます。八百屋で目に留まった「花びら茸」。

カーリーケールの葉先と似ていてフリフリでかわいい。歯触りもマッチ。花びら茸は小さく手で割きます。

ケールはよく洗って、葉先の柔らかな部分だけを千切りに。(茎の部分は硬いので、スムージーや炒め物に使う)

くるくる丸めてから、千切りにするとカンタン。つづいて、とうもろこしの解体ショー。

とうもろこしはお米2合に対して、2本使います。実は包丁で削ぎ落として。ホーローバットの中でカットするとコーンが飛び散らず楽です。栄養満点のヒゲも細かく刻んで一緒に炊くよ。

軽く研いだ白米2合に、同量の水を加えたら、味付けに自家製玉ねぎ麹を大さじ1〜2ほど入れて、軽く混ぜます。とにかくこの玉ねぎ麹さえあれば、お酒もコンソメも使わずに深みのある美味しさに仕上がる!一度知ると手放せない、最愛の自家製調味料。

とうもろこしの実、ヒゲ、はなびらだけを入れてから、一番上にとうもろこしの芯を乗せる。(芯にお米がくっつくのを回避したいのでいちばん上に乗せた)とうもろこしの芯は包丁で切るよりも、手でポキっと二つに折るとラクです。 

材料を入れたら、さっそくお米を炊きましょう。ル・クルーゼや土鍋で炊く場合は、沸騰してから弱火で10分、その後ガスから鍋を下ろして9分蒸らしましょう。

蒸らし終える直前で、やっとケールを投入!(ケールは一緒に炊かないでね。)

しゃもじで切るように、ケールを混ぜて。びっくりする量のケールがお米にどんどん馴染んでいく!

最後にもう一度蓋をして、1〜2分蒸らしたら、出来上がり。

ケールに程よく火が入り、すべての材料がひとつの味にまとまります。ケールのほどよい苦味と、とうもろこしの甘みとのコントラストがおいしい!きのこの出汁、玉ねぎ麹で奥行きのあるお味。

食欲無限、我が家の6歳に、大盛り食べさせても、安心!ぺろり、大好評。出汁用のとうもろこしの芯に残る粒まで食べつくす食欲・・・

そしてここでオトナな楽しみ方を。ジャン。

カルダモン&ジンジャーのスパイスを、ひと振り。実はケーキだけでなく、お料理にも使えるこのスパイス。さらに発酵玉ねぎ麹もあとのせしちゃう。しょっぱスパイシー!うまい!

カルダモンの爽やかな辛味が香る、エキゾチックな夏野菜のまぜご飯。11歳の娘もひとくち食べて、「旅に来たみたいだね」とひと言。そして「バターを乗せなくても、とうもろこしご飯はこんなに美味しくできるのだ」と、しみじみ味わうわたし。それもこれも玉ねぎ麹のおかげだな。あ!次回、とても大事な玉ねぎ麹のレシピにつづきます。この夏、麺に逃げずお米をモリモリ食べようキャンペーン実施中!urara