捨てたらもったいない、人参の葉っぱはこう食べよう。

葉つきにんじんを手に入れたら、にんじんはもちろん、葉っぱだって、ごちそうだ。

恵比寿のマルシェで買った、無農薬にんじん。常連さんも多く人気の農家さんの、元気なにんじんの葉っぱは、また格別。新鮮なうちにまずはサラダで一品。

葉っぱの根本は硬いので、細かくみじん切りに、食感を楽しみます。柔らかい葉の部分はふんわりと刻んで。

さらしで水気をよく拭き取ります。春菊みたいな繊細な葉っぱ。そう、味も春菊に似ています。春菊とにんじんを混ぜたような味わいで、香味野菜が好きな方にはぜひ食べてほしい香り野菜。

にんじんの葉っぱのグリーンを引き立てるため、合わせたいのはこれまたグリーン。同色コーデのサラダが気分。

千切りの大葉と、しりしりしたキュウリ。どのグリーンも、細く刻み、口あたりを同じようにするのがポイント。

味付けはとってもシンプル。塩レモンとヴィネガーをボウルで混ぜてから、葉野菜を入れてからめます。ゲストに出す時はオリーブオイルも加えるけど、ひとりの時は素朴でいいのだ。

にんじん畑の、キャロットケーキ定食の出来上がり。ウサギになった気持ちでもしゃもしゃ食べます。お口の中でさわさわと触れる葉野菜が楽しい。6月のグリーンを目でも楽し見ながら、新鮮なビタミンを補充！

残った葉っぱは、ジェノベーゼペーストに。作り方は明日葉のジェノベーゼソース　とおんなじです。

パスタに絡めるのもいいけれど、旬のズッキーニに絡めるのもおすすめ。

ズッキーニはしりしりで、長めのストロークで剃ると、パスタ感覚で満足感もアップ。

ズッキーニのジェノベーゼサラダの出来上がり。ズッキーニほどしりしりするのが楽しい野菜って他にあるだろうか？柔らかな心地よさが楽しくて、大きなズッキーニを見かけるたびに、買ってしまう。

大好きなズッキーニケーキ。スパイスケーキミックスで焼いたらとっても美味しくできた。ズッキーニケーキのレシピは、またこんど。ズッキーニケーキが好きすぎて、foodies bagのネーミングにも密かに「ズッキーニケーキ」のネーミングを混ぜ込んでいます。ニッチな好きを推したくて、職権乱用、自己満足承知！でも、ニッチな「好き」ほど、思わぬ誰かと共感できた時のよろこびって深いものだな。さあ、この夏も、大好きな野菜を推していこう！urara