アールグレイ香る、Veganナスマフィン。旬のイチジクをのせて。
田舎はとにかくナスが安い。そしてバラエティ豊か。すばらしきナスの多様性!
「まいにち食べたいキャロットケーキ」でもレシピを紹介したナスのマフィン。ナスでスイーツ!?とびっくりするかも。私自身、久しぶりに焼いてみて、自分のレシピにびっくり。やっぱり、おいしい。
ナス愛を込めて、この夏はさらに研究を深め、レシピをアップデート、Vegan素材でもおいしく焼けるレシピができました。より多くの方にこのおいしさが伝えわれば嬉しいです。
ビックサイズマフィン3つに対してナスは中サイズを2〜3本使います。
まずは下準備。オーブンを180度に余熱して、型にシートを敷いたら、レッツベイク!
今日は11歳の娘が参戦。小学生でも作れるほどカンタンなレシピです。まずはナスをみじん切り。(使うのは200g。楽しくてちょっと刻みすぎたね。)
レシピ本では角切りナスのレシピを紹介しましたが、微塵切りにすると、ふわっと生地になじみより「ナス感」がなくなります。
娘の包丁さばき、なかなかいい感じ。(根気があればさらにもう少し細かくしても良いです。)
つづいて粉の準備。
米粉100g、ベーキングパウダー4g、重曹2g、アールグレイの茶葉を4~6g(ティーバック3~5袋ほど)をボウルに入れて混ぜておきます。※米粉は薄力粉でも代用OK
粉類を合わせたら、別のボウルで生地の準備をします。
豆乳ヨーグルト60g、ココナッツシュガー40~50g、米油30g、塩2gを入れて、よく混ぜたら、先ほどのナス200gを入れて続けて混ぜます。(ココナッツシュガーの代わりに黒糖もおすすめ。きび糖でもOK)
さらに先ほどの粉類を加えて、さっくりと混ぜます。ナスはつぶさないようにふわっと混ぜて。
マフィン型に生地を盛り付けたら天板へ。スプーンの丸みを使ってまあるく、こんもり、あふれんばかりに盛りましょう!
ここでついでのおまけレシピ!
ミニササイズの焼きなすも一緒に焼いて、焼きなすも作っちゃおう。(中サイズや大きいサイズは適当なサイズに切ってください)
180度に温めておいたオーブンで30分・・・
焼き上がり。アールグレイの甘い香りがキッチンいっぱいに広がる!幸せな香り。
ミニ焼きなすも手で皮が剥けるくらいにしっかり焼けた。一石二鳥で嬉しい!
マフィンは粗熱が冷めてから、冷蔵庫でよく冷やして召し上がれ。断面はこんな感じ。
ひんやりジューシー。ナスはどこへ消えた?のびっくりな美味しさ。でも、このジューシーな食感はナスなしには叶わない。野菜が蓄える水分はやっぱりすごい。ケーキをふんわりさせる魔法の水がぎゅっと詰まってる。
何も知らずに食べた夫は、ナスの存在に気づかず。そもそも野菜が入ってるとも思わなかったそう。やったね!ちなみにナスはバーチャルウォーターの少ない地球環境にも優しい野菜、だから美味しくできると二重で嬉しい。
ナスマフィンには、フルーツトッピングがよく合う。Veganクリームチーズを塗ったらイチジクを乗せて。
フルーツティーみたいな気分でトッピング。イチジクとアールグレイは相性ばつぐん、贅沢な味わいにうっとり。
副産物の焼きなすも美味しくできた。冷やして鰹節と醤油をたらり。生姜を忘れちゃったね。
秋茄子でも、おいしくできるかな?その頃には東京でもイチジクが安くなるはず。まだまだ暑い日々、秋が来るなんてとても信じられないけれど季節はたしかに移ろいでいる。東京にいると気づかない、季節の移ろい。7月は透明だった海が、8月になると濁り出す。販売所にはイチジクが並びだす。軒先には一斉に百日紅の花が咲く。紫、パッションピンク。山は深い青緑。8月のは彩度高め、カラフル!urara