紫芋のホラーマフィン

紫芋のホラーマフィン

かじってみたら、ちょっとびっくり?紫芋マフィンのレシピ。

紫芋たっぷり、でもかじってみるとちょっとびっくり、ホラーな色合いのカラフルマフィン。着色料はつかわずに、ハロウィン気分が高まるマフィンを焼きましょう。

まずは紫芋を包丁でカットします。

とっても鮮やかな紫色の断面。耐熱容器に入れて大さじ1のお水を振りかけたら、電子レンジで約2分間加熱します。

ここでは、ほんの少し火が通ればオーケー。完全に芋を柔らかくしてしまうと、マフィンの質感がモッタリと重くなってしまうのでちょっと注意。竹串が刺さるか、刺さらないかくらいの軽い加熱でOKです。

ちなみに、この紫色の正体は、「アントシアニン」というポリフェノール。アンチエイジングにも効果大!な嬉しい成分。サビない体と、ツルツルなお肌を願います。

フードプロセッサーに、紫芋、オイル、卵を入れて。お塩も忘れずに。お芋が甘いことを祈って、きび砂糖はほんの少し。

フードプロセッサーで、よく混ぜたら、用意しておいた粉類と合わせます。

生地が固すぎるかも?と思った時は、お好きなミルクなどを大さじ1ずつ加えて微調整。(ほんの少しずつ足してください)お芋の個体差で、水分量も変わるので、それに合わせて生地感を見極めるのがポイント。

ここで、生地の色がちょっと変化。「アントシアニン」と、「重曹」が混ざることで、紫色が青味を帯びた色に変身。ちょっとギョっとする色だけど大丈夫、ハロウィンぽい!ということで。

生地をマフィン型に入れて、さあ焼きましょう!

ガスオーブンで、180度35分。ビックサイズの型なのでこの時間。(普通のサイズのマフィン型で焼くときは、焼き時間も少し短めに。)

モリモリとビックサイズなオバケマフィンの焼き上がり!

割れ目から、鮮やかなブルーがちらり。ふたつに割ると・・・

ちょっとホラーなブルー。「これ、大丈夫?」という不安な見た目。でもそんな予想を裏切る、優しいお味。

こちらはまた別の日に焼いたマフィン。この日はグリーンがかったブルーに焼き上がりました。毎回変わる色あいが、楽しい。

余っていた紫芋を、マッシュして、ベレー帽みたいにちょこんと乗せて。 

ずっしり、ほくほくお芋たっぷり。おなかが優しく満たされる。アツアツのコーヒーと一緒に朝食にどうぞ。

いつの間にか10月も半ば。寒くなる直前の、一年で一番アクティブになれる季節だから、「1日たりとも無駄にできない!」と、ちょっと焦り気味な私は、毎日フル回転で、たくさんのワクワクを仕込んでいます。おいしいもの、ときめくもの、アイディアを手触りあるものに変えたくて。日々、実験。さあ、明日はどんな実験をしよう?夢の中でもずーっと考えてしまうほど、夢中です。ですので、どうぞ、これからのRomanticFoodiesを、お楽しみに!urara

 

紫芋マフィンのレシピ
材料(ビックサイズマフィン型3つぶん)

 

ボールA
薄力粉 130g
重曹 小さじ1/2
パンプキンスパイス(シナモンでもOK) 小さじ1

 

材料B
紫芋  230g
たまご 2つ
オリーブ油 60g
きび砂糖 40g~60g
天然塩 3g

 

生地の調整用
豆乳 大さじ1〜3

 

作り方
下準備:
オーブンは180度に温めておく。
マフィン型にクッキングシートを敷いておく。
干し芋とレーズンをラム酒につけておく
1 ボールAで粉類と重曹を混ぜておく。
2 紫芋をカットする。
3 芋を耐熱容器に入れ、大さじ1の水(分量外)をふりかける。ラップをかけ、レンジ600Wで2分ほど軽く加熱する。
4 芋が冷めてから、Bの材料をすべてフードプロセッサーに入れて、よく混ぜる。  
5 4をAのボールに流し込み、ゴムべらでさっくりと混ぜ合わせる。生地が固いときは、豆乳を足して調整する。
6 マフィン型にスプーンで生地を盛りつける。
7 オーブンで180度35分ほど焼き、真ん中に竹串をさして生地がつかなければOK。
8 型ごと網の上で冷ます。