スリランカ旅記録、後半。シナモンのふるさとへ。
今日はクレアさんと一緒に、彼女のシナモン農園へ。(彼女との出会い、ここに着くまでの旅路の前半はこちらからどうぞ。)

トゥクトゥクに揺られ40分ほど。観光地から離れた、ハブルガラという土地までやってきた。
小さなジャングルに、シナモンを見つけて。


クレアさんの育てたシナモン。
これがシナモンです!
知識として、シナモンが木の幹だとは知っていたけれど、実際にその木を見ると、とても不思議。
私たちは、「木」を食べているのだ。
無数に茂る、さまざまな木。見た目は地味で同じように見える、その中から、甘い独特な香りをもったシナモンを発見した、遥かむかしの誰かさんを思い浮かべる。たいそう嬉しかったことだろう。自然の中に潜む、香りの宝物。神様からのミラクルギフト。
多種多様な木が生い茂る、大切な理由。


これは、世界いち大きな果物、ジャックフルーツ。まだ熟していないのでカレー用に使います。


こちらはコーヒーの木。
「シナモンだけじゃなく、ターメリック、レモングラス、カレーリーフといったスパイスは、自家菜園で栽培して料理に使っていますよ。」とのこと。
なるほど、昨日の晩に食べたカレーのおいしさの謎が紐解かれた。すべての材料がありえないほどにこだわり抜かれ、スペシャルなものだったのだのだ。
自給自足、エコツーリズムのモデルとなる庭園を目指して。

そして、実はこうして多様な植物を植えることが、とても重要なのだそう。
「多種多様な植物同士が、互いに成長や健康を支え合い、土壌の肥沃度を高め、病害虫への耐性を向上させる鍵となるのです。私たちの目標は、人工肥料も電気も必要としない、自給自足型の庭園を創り出すこと。食品産業への依存を減らし、健全な生態系を再構築したいのです。」
と、語るクレアさん。
自然と調和する、思想と情熱が込められた、特別なシナモン。

自然と自然と調和して、生態系を築いていく。その生態系を人間が壊すことなく、自然の恵みをいただくためにはに、どうしたらいいか。このシナモンには、そんなクレアさんの思想がぎゅっとこめられている。
こうして、丹精込めて育てられたシナモンを、お土産に買わせてもらいました。
こだわりのセイロンシナモンを、お土産に。
繊細に折り重なる美しい木の幹。
まるでルマンドみたい(表現が俗っぽくて申し訳ないけど日本人には伝わるよね)
思わず齧りたくなる。と、同時に、クレアカレーに混ざっていたシナモンスティックを齧った瞬間の、衝撃的に芳醇で甘い香りが脳内で蘇る。忘れられない味が、またひとつできた。
(カレーのはなしはひとつ前のこちら)
いつものキャロットケーキに、シナモンの魔法をかけて。

帰国して早々に、焼いたキャロットケーキ。 もちろん、シナモンをトッピングしてみた。
いつも食べ慣れていたキャロットケーキが、パッ華やぐ。
これこそ、スパイスの魔法だ!
※ちなみに大量のシナモンスティックを生でガリガリ齧るのはおすすめはしません。ほんのちょびっと味見程度がおすすめです。
温かみある、甘く華やかな香りを、お届けします。

そんな、思い入れのあるシナモン。シナモンパウダーにして、今回のグルテンフリーミックスにミックスしました。
この香りを、みなさんのキッチンにお届けできること、とても嬉しく思います。
いつものカシアシナモンとの風味の違い、伝われば嬉しいです。
※ 数量、期間限定ですので、お早めにどうぞ。
※ご留意:代官山蔦屋書店のポップアップ前半に販売されるシナモンはスリランカ産のシナモンではなく、インド産の通常シナモンになります。ネット販売から先行してお届けいいたします。
スリランカに思いを馳せて。
スリランカ。ひとも、食べ物も大好きだったなあ・・・と、思い出に浸りながら、ほぼ毎日スリランカカレーを作る東京のキッチン。

フィッシュカレーづくり、完全に、目覚めています。次回のKitchen Noteでは、カレーのレシピもお届けできるかな。私自身のときめきがフレッシュなうちに届けたい!(ふいに他のおいしいものに浮気したりしませんように)
長〜くなったスリランカの旅記録、いちど終わります。観光情報はゼロでしたが、ここまで読んでくださったあなたに、ありがとう!urara



