新年のはじまりに。冬に食べたいルーティーンレシピ。
そろそろふつうの毎日に戻りたい、と思うこのごろ。もしかすると私にとって年末年始がいちばん疲労する季節かもしれない。

①「豆ルーティーン」のすすめ。

私の好きな豆、3選。
黒豆・打青豆・発酵あんこ。

贅沢に、大好きなお豆を3種盛り。このなかのどれか一種は冷蔵庫に常備しています。蜂蜜やココアをかけて、ナッツと一緒にスイーツ的に食べるのがお気に入り。
豆のレシピメモ①蒸し黒大豆黒豆はざるで軽く洗う。大きなボウルで8時間以上水に浸す。せいろに黒豆を入れ、軽く塩をふる。蒸し器で柔らかくなるまで強火で蒸す。(20分ほどで蒸せます)②打青豆軽く洗い、小鍋に打ち豆と、たっぷりの水と塩をひとつまみ入れる。水から10分ほど豆が柔らかくなるまで煮る。※打豆は、大豆や青大豆を水にひたし、平たく潰した東北地方の伝統食品。短時間で火が通る便利食材!私はオオゼキというスーパーで購入。③発酵あんこ詳しいレシピはこちら |
②「寝かせ玄米」のすすめ。

お餅に満足したら、玄米のルーティーンを始める。これも私の新年のルーティーンになりつつあります。パサつきがちな玄米よりも、モチモチ食べやすい「寝かせ玄米」。

伊豆で買ってきた玄米に、赤米をブレンドしました。噛めば噛むほどに、滋味深いあじわい。心の底から、じわーんと感じる、おいしさ。
炊飯器で手軽に作れます。
寝かせ玄米のレシピメモ(3合分)①玄米2合+赤米1合をボウルに入れ、流水で軽く洗う。さらに、泡立て器でくるくる混ぜ、外皮に傷をつけるようにこすり洗う(玄米を浸水しやすくするため)。水が濁ったらザルにあげる。② ①をボウルに入れ、たっぷりの水に8時間以上浸水する。③ ②をザルにあげ、水を切る。炊飯器の内釜に②と、4.5合分の水、(米の1.5倍量)、塩小さじ1/2を入れ、玄米モードで炊く。④炊けたら、全体を軽くまぜ、24時間ほど保温する。もっちり柔らかくなれば食べ頃。その後も、保温のまま熟成させる。4日までに食べ切るのを目安に。表面が渇きそうな場合は、濡れたさらしをのせ、乾燥を防ぐ。 |
作る工程は、ちょっと長いけれど、ひとたび炊いてしまえば、数日間いつでも炊飯器からおいしい寝かせ玄米が食べられる。時間が経つほどに、しっとり、もっちり、おいしくなる、不思議なおいしさをぜひ、楽しんで。

※寝かせ玄米にふくまれる塩は、フッ素加工に弱いので、炊飯器の内釜がフッ素加工の場合はご注意ください。
ちなみに、我が家には炊飯器が2台あり、古いほうを保温専用に使ってます。さらに、3合だとあっという間になくなってしまうので、大きな鍋で5合の玄米を炊いてから、炊飯器にうつして保温しています。こどもたちも大好物。
③今年も焼こう。「キャロットケーキ」

もちろん、キャロットケーキも!冬にんじんのおいしい季節、たくさん焼きましょう。
今回はちょっと検証。私のキャロットケーキのレシピは、いつも「しりしり器」を推奨していますが、今回はあえて、すりおろしにんじんを使います。
にんじんの差の検証と、おいしく焼くコツのはなし。

まずはじめに。なぜ、私がすりおろしたにんじんをオススメしないか?その理由は・・・
△にんじんをすりおろすと、繊維が破壊されて水分が多くなる
△生地の水分が多くなり、膨らみづらくなる
△大きなケーキでは生焼けになりやすい(マフィンに関してはOK)
そう、すりおろしにんじんにはちょっと弱点があるのです。だから、大きなケーキを焼くときは、すりおろしにんじんは使わないことを推奨しています。(マフィンのレシピはのぞく)
でも。やっぱりすりろし器しか持ってないけど、キャロットケーキを焼きたいひともいるんじゃないか?ふと、思いたって、焼いてみました。

久しぶりのアレンジに、ちゃんと焼けるかドキドキ。想像どおり、火が通りずらく、焼き時間はいつもの時間よりプラス5分、焼きました。
ケーキの中心につまようじをさして、ドロっとした生地がつかなくなるまで焼きます。
水分の多いケーキなので、網の上で完全に冷まします。冷めてからカットするのも地味に大事なポイント。温かいうちに切ると生地がつぶれてべちゃっとしちゃうのでご注意を。
にんじんの味濃いめ。しっとり系すりおろしにんじんのキャロットケーキ。

断面はこんな感じです。いつもより膨らみは少なく、しっとり食感。そして、にんじんをすりおろした分、にんじんの風味を強く感じます!
※焼き上がりはグルテンフリーミックスを使った場合です。米粉の種類によっては、もう少しべちゃっとしてしまう可能性もあります。

しっとり、じゅんわり。濃厚なにんじんの味が、おいしい。
でもやっぱり・・・厳密には、私はしっとり系のコレよりも、ふんわり系のいつものレシピが好み。ちなみに、夫はこちらも好み(ういろう系ケーキが好きなひとなので)。(といいうか、実際いつもとの違いに気づいいていなかった様子)。
実験してみてわかったこと、やっぱり、にんじんはしりしりするのが基本的にはオススメです。
にんじんをすりおろすなら、にんじんを減らせばいい???いやいや、そこは譲れない!にんじんの量は「最大限」オイルとお砂糖は「最小限」!これが私のレシピポリシーなのだ!!!と改めて気づきました。私のレシピで使うお砂糖は、一般的なレシピにくらべかなり少なめ、にんじんはとんでもない量を使う、かなり攻めた配合です。おうちで自分用に焼くからこそ成立する、ギリギリのラインを攻めています。だからやっぱり、にんじんはしりしりしてあげてほしい。すりおろしにんじんでも代用は可能だけど、やっぱりおすすめのおいしさを一度は食べて見てほしいな・・・・・と、レシピの細かい話になると熱量が熱くなりすぎますね(笑)。
「最小限のオイルとお砂糖」×「最大限のにんじん」を使ったこだわりレシピ。

そんな、こだわり強めな詳しいレシピはGood Morning Sweetsに収録しています。
また、最新のにんじん新聞にもレシピをのせました。グルテンフリーミックスをご購入いただいたみなさまにお届けします。

※グルテンフリーミックス:現在売り切れでご迷惑をおかけしています。再入荷は2月1日の予定です。
2026年も、ときめきをいっぱいに。

2026年、はじまりのKitchen Note、ここまで読んでくださりありがとうございます。レシピを書きながら、去年、ポップアップでお会いできたみなさまのことを思い出していました。お話しながら、「ちゃんとレシピが伝わってる!」と実感できたことが、本当に嬉しかったです。さらには、細かすぎるマニアックなディテールにまで共感していただけたことも。(大根の皮をケーキに変身させるよろこびとかね)。昨年いただいた感動を忘れずに!これからもレシピを書きたい、伝えたい!と願う新年。今、まさに、レシピ書きながら、だんだん、私自身が元気になってきました。何この感じ!ありがとうございます。
ちなみに写真の子は、先日届いたばかりの新しい相棒です。名前はまだありません。(これから考える)。キャロットケーキへの愛を込めて生まれました。もうすぐお届けできるよう準備を進めていますので、お楽しみに。
おいしいもの。かわいいもの。とにかく、心のときめくままに。
今年も、Romantic Foodiesという畑で、たくさんのときめきを仕込みます。どうぞお楽しみに!みなさまにとって、2026年が元気いっぱい、おいしさであふれますように。urara


